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内容説明
レインとキングの父親は、かつては仲のよい共同経営者だった。だがキングの父親がレインの父親の発明を横取りして巨万の富を築き、レインの父親は絶望のあまり酒に溺れ、交通事故で亡くなった。まだ少女だったレインは、キングの姿を一目見たときから、そのゴージャスな風貌に激しく惹かれていたが、初恋の憧れは叶うことのないまま、復讐の念に変わった―。7年後、レインは美しく成長した姿でキングの前に舞い戻る。彼女が誰かを知る由もなく、キングは熱いまなざしを向けてきた。「君は、何かを企んでいるんだろう?」低く熱のこもった声で訊くと、彼女が拒めないのを見透かすように、熱いキスを浴びせた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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ヒロインのロマンス以外にも登場人物のあれやこれやがあり過ぎて、このページ数では書ききれないというか、中途半端で残念な感じです。父親の無念を晴らそうと考えての行動とは言いながら、あまりに幼稚で、読み進めるのがきつかった。途中からは明らか、ヒーローのそばに居たいがために居座っているようにも感じて、純粋で心優しいヒロインとは思えなかった。ヒロインもヒロインの父母もまたヒーローの父も嘘をつき、ドロドロでした。ヒロインがティーンエイジャーの時ヒーローを追い掛け回していたところも、仕事と恋愛の区別は付けて欲しかった。2014/07/03