内容説明
つながり合い、支え合う自然界。人間も、その一員になれるはずです。
著者等紹介
松本紀生[マツモトノリオ]
1972年、愛媛県松山市生まれ。アラスカ大学卒業。1年の約半分をアラスカの無人島や氷河の上で過ごしながら自然の撮影に専念する。北米大陸最高峰デナリ(6,190m)にも登頂。その活動はTBS『情熱大陸』、米国『National Geographic Channel』などのテレビ番組でも紹介される。日本滞在中は、全国の学校などを訪れ、写真、映像、トークを駆使したスライドショー『アラスカフォトライブ』を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
22
大自然の中で生きる人間として、アラスカの地を舞台にした壮大な写真絵本です。 サケ、クマ、そして自然界の生き物たちが、シンフォニックに命のつながりを見せてくれました。 途中で登場する人間たちが、妙に貧弱に見えるのは、大自然との距離感でしょうか。 最後には熊の親子に、環境保全の大切さを教えられたように思います。2023/06/20
遠い日
4
アラスカの川、森、海、そこで命が繋がっていく。たとえ、食う食われるの補色関係にあっても、ひとつの命は他の生き物たちの命に組み込まれ、新たなものとなって循環していく。アラスカの自然の中で粛々と営まれる命のなんと力強いことか。美しい写真の中にその一瞬が切り取られている。そして、わたしたち人間は?自然に生かされているわたしたちは、何をなすべきなのでしょうか?2023/04/21
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