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内容説明
ブリーは高級ホテルのポーカールームで、妹が背負わされた負債をようやく清算したところだった。部屋を出ようとしたそのとき、聞き覚えのある男の声がした。「最後の勝負をしないか。賭けるのは100万ドルと、君だ」ウラジミール!10年前に私を捨てた大富豪。彼の企みをいぶかりながらも、ブリーは覚悟を決め、賭けに応じた。妹と二人、メイドとして働くこの惨めな生活から抜け出せるのなら…。だが運命の女神は、あろうことかウラジミールに微笑んだ。呆然とするブリーに、彼は冷たく微笑んで言った。「君は僕のものだ。僕が望む間、ずっと」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
11
説得力に欠ける。嘘くさいメロドラマって感じ。父と共にギャンブルと詐欺で生計を立てていたヒロインは、死んだ父の残した借金を返すためにヒーローに近づくが失敗。それ以来裏稼業から足を洗い、妹と共に借金取りから逃げる生活を10年間続けてきた。当時18歳。この過去がサラッと説明されてるだけ。作り込みが甘い。ヒーロー弟とヒロイン妹のロマンスもあるみたい。2024/05/05
たまきら
2
まんがで。2015/04/23
akiyuki_1717
1
これはないでしょう。ヒロインは犯罪者で、ヒーロー以外にも被害者がいるのに、罪を償わず、10年間逃走していたわけだから、ロマンスだなんだ言ってる前に、被害者に返済するなり、服役するなりするのが先じゃないの?ハッピーエンドのハーレクインでも、犯罪を犯したままはいけないと思うんですけど。妹はその姉を助けようとしたんだから、軽率なのは姉のヒロインの方でしょう。どれだけストーリーが良くてもヒーローが素敵でも、これは有り得ません。2014/07/02