ハーレクイン・ロマンス スルタンの花嫁―異国で見つけた恋〈１〉

ポーター，ジェイン【作】〈Ｐｏｒｔｅｒ，Ｊａｎｅ〉/漆原 麗【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2005/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 164p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596120595
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

「二週間後に結婚式を挙げよう」国王の宣言に、彼女の顔から血の気が引いた。バラカ王国の港町には何百人もの人が集まり、異国からやってきた将来の王妃を、花吹雪と音楽で出迎えた。だが、タラップを下りてきたそのシャンタルが、実は妹のニコレットだと知る者は誰ひとりいない。ニコレットは姉になりすまして、ある計画を実行するつもりだった。もちろん国王と結婚する気などない。やがて群衆が道を空け、マリク国王が現れた。高貴な顔立ちに、堂々たる雰囲気…想像とはまるで違う。彼みたいな人を操るなんて、わたしにできるのかしら。ニコレットの不安は、宮殿に着いたとたん的中した。

著者等紹介

ポーター，ジェイン［ポーター，ジェイン］［Ｐｏｒｔｅｒ，Ｊａｎｅ］
アメリカ、カリフォルニア州生まれ。文学修士号を持ち、現在は教師をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

ヒロインが好きになれない。何でも自分の思い通りになると思っているところや、素直に負けを認められないし、王女でありながら節操の希薄さに閉口する。立場も考えず、男性は奔放な行為は許されるのに、女性は制限されると腹を立てるあたり、とても作中にあるような義務や責任感を強く持っているとは思えない。ヒロインの陰謀を中心に書きたかったにしろ、ヒーローの画策通りに進んでいたのだとしたら、途中のヒーローがヒロインの正体を危ぶむくだりは必要なかったし、そこまで読者を騙す必要もなかったはず…終盤で作者に腹立たしく思うのも珍しい

2016/02/11

[ゆか]

再読　僕の婚約者はどんな髪を しているのかな？　って

[なすか]

ヒロインに全然感情移入できなかった…。身分を偽ってる癖に脇が甘すぎるんで浅はかで自尊心だけは高い我が侭娘にしかみえなかった…。ヒロイン姉も完璧主義とか形容されてる割には配慮足りないし…。

2009/03/13