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内容説明
男らしくて頼れる憧れの人。そんな彼の欠点は、私を妹のようにしか見ていないこと!建設会社を経営するライアンは、困りはてていた。会社の経理をしている妹が長期の海外旅行に出ることになり、仕事を友人のカリリーにゆだねるべく、自宅に呼び寄せたのだ。カリリーは、交通事故で亡くなったライアンの親友スティーヴンの妹だ。事故に責任を感じるライアンは、ずっと彼女の兄の役を務めてきた。当時かわいい少女だったカリリーは、今やすっかり大人の魅力をたたえた女性に成長していた。同じ会社で働き、同じ家で寝起きしたら、いったいどうなるだろう。ライアンの不安はつのるばかりだ。一方、ライアンに憧れつづけてきたカリリーは、その話に飛びついた。この機会に、彼に私を一人の女として見てもらおう。それにはまず…。カリリーは巧妙な作戦を練りはじめた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
始めから結構重い感じがしたけれど、ヒーローの告白で納得出来た。ヒーローの妹が精神疾患を患うほど、ヒロインの兄は出来た男だったのね…自分が若気の至りで浮ついていたことを悔いて、ヒロインの兄になりきろうとしたヒーローの15年は、妹と同じで精神的には時が止まっていたんだろうと思うと、読んでいてもしんどかった。ヒロインが奔放というか、若さゆえなのか、自信過剰なところが気になったけれど、ヒーローが関係を持ったあとに、純潔だったと腹を立てるあちゃらのありがちな設定部分を読むと、35も過ぎた男がちっちゃ過ぎると幻滅した2018/04/21
ちはや
0
2001.2.8 ★★★泣