- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
州政府の役所に勤めるシャノンは放牧地の保護事業を進めるなか、クレセント牧場の新しい主ルーク・ファラディを訪ねた。納屋の天井を修理するルークのたくましい後ろ姿に、シャノンはしばらく仕事も忘れて見とれてしまう。何年も放置され、荒れ果てたその牧場をよみがえらせるため、シャノンは保護事業への参加を求めて協力を申し出たが、ルークはかたくなに拒絶するばかり。自分の殻に閉じこもり、不作法な態度をとり続ける彼と、あきらめることなく説得を試みるシャノンとの攻防が始まった。だが、中耳炎から回復しきっていなかった彼女は、放牧地のはずれで気を失って倒れてしまう。よりによって、そばにいたルークの腕のなかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
20
再読。亡くなった父と義母への怒りと恨みを抱いて一生ひとりで生きていくつもりのヒーローがヒロインに出会ったことで徐々に変化していくのが◎。2016/12/11
糸車
17
何度目かの再読。無骨な男性が慣れないながら甥っ子の世話を精一杯頑張っている姿に胸キュン。地味なお話だと思うけど、好きだなあ。ハーレクインのヒーローは皆責任感が強く働き者だけど、牧場もののヒーローは特にそう感じる。2017/11/11
糸車
8
人を頼らなければ義理に縛られることもない、失望することも傷つくこともない。たったひとりで生きていく覚悟で知り合いのいない土地で荒れた牧場を買ったヒーローはヒロインに出会い、彼女の影響で否応なく地域の人々と関わるはめに。ヒーローは自分で言っているほど冷たい人ではなく、ヒロインがそこのあたりをぐいぐい押してくるので戸惑っている。まあなんだわね、出会ってしまったのが運のつき。いや、天の采配?決して愛想があるとはいえないヒーローですが、ヒロインが側にいてあげれば隠されていた温かな感情も表に出るようになると思う。2014/07/23
akiyuki_1717
2
ヒーローは初めからヒロインに嫌われるように仕向けていたし、甥を押し付けられても嫌がる素振りもみせず、育児に挑戦し、諦めない姿が素敵でした。継母の裏切りで人間不信になるのも仕方ないかと思うけれど、30も過ぎてからのことで、もう少し大人の受け取り方をして欲しかったかなぁ。全財産を取られたわけでもないしね。残念なのがヒロインがものの数週間で言わなくてもいいようなプライベートに関わることを何度もズケズケと口にするのが気になった。牧場経営者の経営を手助けする立場なのに、毎回上から目線で、謙虚さがあればもっと良かった2016/11/06
くろうさぎ
1
題名どおり、まさに、不機嫌なプロポーズの仕方だった。2010/03/27
-
- 和書
- カミさんなんかこわくない
-
- 和書
- 油圧教本 (増補改訂版)