出版社内容情報
記号論理学とは、論理を論理式という数式のような記号で表し、厳密なやり方で処理する方法の体系である。ある事態が成り立っている(真である)とき、そこから別の事態を導き出したり、その推論の正しさを証明したりする。記号論理学は、数学、哲学、計算機科学などの基礎となるほか、論文執筆や議論やプレゼンテーションなどの基礎として重要となる。命題論理、一階述語論理などの意味を理解して自然言語の命題と対応付け、さらに論理式の計算方法を学ぶ。
※この科目は、インターネット配信限定で視聴する科目です。インターネット配信は、放送大学の学生の方が視聴できます。
目次
論理学とは何か・記号を使う
記号・式・命題
命題の意味
推論の妥当性を厳密に定義する
タブローによる妥当性のチェック(1)
タブローによる妥当性のチェック(2)
多重量化
日本語から形式言語への翻訳
個数を表す命題
日本語の推論の妥当性(1)
日本語の推論の妥当性(2)
日本語の推論の妥当性(3)
タブローの方法の健全性と完全性
論理学の応用
論理学の歴史
著者等紹介
加藤浩[カトウヒロシ]
1983年慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了、修士(工学)。現在、放送大学教養学部教授、熊本大学客員教授、総合研究大学院大学名誉教授
辰己丈夫[タツミタケオ]
1991年早稲田大学理工学部数学科卒業。2016年放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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