目次
雇用社会と法の役割
日本的雇用と労働条件決定
労働契約の成立
労働契約の基本原理
賃金の保護
長時間労働の是正と自律的な働き方
仕事と生活の調和
雇用平等と労働者の人権
労働者の安全・健康と労働災害
労働契約の終了
非正規雇用と待遇格差の是正
就業形態の多様化と労働市場
著者等紹介
國武英生[クニタケヒデオ]
1975年新潟県新潟市に生まれる。1999年北海道大学法学部卒業。2007年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。北九州市立大学法学部法律学科講師、同准教授、小樽商科大学商学部企業法学科准教授を経て、小樽商科大学商学部企業法学科教授、放送大学客員教授、博士(法学)。北海道労働委員会公益委員などを兼務。専攻、労働法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リリパス
2
例えば、なぜ労働法が必要なの?、労働条件の決定と変更、労働契約の成立と基本原理、賃金保護と賃金請求権、長時間労働の是正、仕事と生活の調和、労働者の人権保障、労働者の安全や健康と労働災害、労働契約の終了の種類、非正規雇用と待遇格差の是正、就業形態の多様化、労働組合の存在意義、労働紛争トラブルを解決する方法、これからの新たな雇用社会の行く末と課題・・・といったことが書かれている本です。2024/11/13
オランジーナ@
2
単位ありがとうございました。2024/05/07
Hisashi Tokunaga
2
労働法の分野が多彩に広がって来た。とりわけ集団的労働(労働組合を主体とする労働法制)を中心とした法規範から個人の労働へとコアが移行してきた。親族法にしても労働法にしても「権利」で法規を構築すことが難しくなっているのではないか?水町先生や濱口先生とのインタビューは短時間だが日頃の論説に触れることができた。「労働協約理論史」(後藤教授著)を引っ張り出して読んでみようかな?2022/02/18
さな
0
放送大学の2025年度1学期履修科目だが、学期が始まるより前に読み終わってしまった。もう何年も働いているのに、法的に自分の立場がどうかとか、扱っている労働者の権利とか、知ってるつもりでわかっていなかったことがおおく、勉強になった。ただ、本書の後半になると前の繰り返しの項目も多く、少し退屈になる。前半の章がビジーなのでもう少し配分よくできなかったものか。2025/03/22