放送大学教材
ヨーロッパ文学の読み方―古典篇

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595314711
  • NDC分類 902
  • Cコード C1398

目次

ギリシア・ローマ(1)ホメロス『イリアス』
ギリシア・ローマ(2)ヘロドトス『歴史』
ギリシア・ローマ(3)ソポクレス『アンティゴネ』
ギリシア・ローマ(4)ギリシアの小説
ギリシア・ローマ(5)ウェルギリウス『アエネイス』
ギリシア・ローマ(6)オウィディウス『変身物語』
中世・ルネサンス(1)『トリスタンとイズー』
中世・ルネサンス(2)ダンテ『神曲』
中世・ルネサンス(3)ボッカッチョ『デカメロン』
中世・ルネサンス(4)ジェフリー・チョーサー『カンタベリ物語』
中世・ルネサンス(5)『マージェリー・ケンプの書』
中世・ルネサンス(6)フランソワ・ヴィヨン
中世・ルネサンス(7)『ティル・オイレンシュピーゲル』
中世・ルネサンス(8)ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル
古典を読む喜び』

著者等紹介

宮下志朗[ミヤシタシロウ]
1947年東京都に生まれる。1973年東京大学文学部仏文科卒業。1976年東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文専攻修士課程修了。現在、放送大学教授、東京大学名誉教授。専攻、フランス文学・書物の文化史

井口篤[イグチアツシ]
1977年兵庫県生まれ。2001年東京大学教養学部地域文化研究学科イギリス科卒業。2003年東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了。2005年ケンブリッジ大学英文科修士課程修了(M.Phil.)。2009年ケンブリッジ大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。2009年4月~放送大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ととろ

6
2014年度第2学期履修。古代ギリシアのホメロスからルネサンス期のラブレーまで広範に、ヨーロッパの名作文学を1章に1作品ずつ、各時代を専門とする5名の講師が紹介する。既読の作品の内容や背景を掘り下げるもよし、未読の作品を新たに読み始める足掛かりにするもよし、毎回作品が変われば飽きることなく受けられる講義である。私個人としては、ウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』は文量が膨大でとても読み切れないと諦めていたため、本講義でざっくりとでも概説を聴けてよかったと思う。2015/01/25

夜桜銀次

2
イリアス、ダフニスとクロエ、トリスタンとイズー、神曲、カンタベリ物語、ティル・オイレンシュピーゲルなど14の作品を試食する。 「古典」のさわりをガイド付きで楽しめた。放送では講談や朗読もあり、耳からも味わえた。 楽しむだけでなく、予期せぬ発見や現代を相対化する視点も養えるかもしれません。 最終章は講師たちによる「古典」を読む喜びや翻訳についての話も面白かった。2019/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8005415
  • ご注意事項

最近チェックした商品