内容説明
本書で紹介するプロダクト・ライフサイクル・マネジメント（ＰＬＭ）は、市場への商品の投入速度（タイム・ツー・マーケット）を速め、他社との戦略的な差別化を果たすための画期的な方法論である。欧米では、ＣＲＭ、ＳＣＭなどと同じようにごく基本的な考え方として一般企業に定着しつつある。ＰＤＭ導入を含めた新製品開発プロセス改革は、ＰＬＭ実現のための手段の一つにすぎない。また、ＣＲＭ・ＳＣＭは、このＰＬＭがあってこそ、その真の成果を得ることが可能である。
目次
第１章 企業の競争力強化を可能にする新たな改革領域‐ＰＬＭ
第２章 “タイム・ツー・マーケット”の重要性
第３章 ＰＬＭ（プロダクト・ライフサイクル・マネジメント）とは
第４章 ＰＬＭ実現における基本キーワード
第５章 ＰＬＭの導入に向けて
第６章 ＰＬＭを成功させるために
著者等紹介
池田良夫［イケダヨシオ］
ブラクストン株式会社戦略事業部パートナー。ストラテジック・ビジネス・トランスフォーメーショングループ（経営戦略・事業再編・ＢＰＲ関連）責任者。東京大学工学部卒。自動車・電機・ハイテクを含めた各種製造業、通信事業、建設業、小売業、保険業、運輸・輸送業等の大手企業に対し、「経営ビジョン・中長期経営計画立案」「営業戦略・製品開発戦略立案」「新規事業ビジネスモデル構築」「マーケティング＆市場参入戦略立案」「ブランド戦略立案」「サプライチェーンマネジメント改革」「事業の分社・統合戦略及び経営基盤整備」「リストラクチャリング（収益性改善・コスト削減）」「グループマネジメント体系構築」「組織・人事・企業風土改革」等の多数の大規模プロジェクトに従事。ＢＰＲ関連、サプライチェーン／ロジスティックス関連、ＶＢＭ（企業価値向上）関連等の寄稿多数
近藤敬［コンドウタカシ］
ブラクストン株式会社戦略事業部シニアマネジャー。ストラテジック・ビジネス・トランスフォーメーショングループ（経営戦略・事業再編・ＢＰＲ関連）。Ｐｒｏｄｕｃｔ Ｌｉｆｅｃｙｃｌｅ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ／Ｃｕｓｔｏｍｅｒ Ｐｒｏｄｕｃｔ Ｍａｒｋｅｔｉｎｇサービス部門リーダー。ペンシルバニア大学ウォートン経営大学院卒（ＭＢＡ）。外資系食品会社マーケティング部、コンサルティングファーム戦略部門を経て現職。日用品、食品、自動車、サービス、金融等消費財、生産財、サービス業界の各社に対し、「新規事業ビジネスモデル構築」、「新製品開発プロセス改革」「営業戦略立案」「サプライチェーンマネジメント改革」「事業の分社・統合戦略及び経営基盤整備」等のプロジェクトに従事
木村友則［キムラトモノリ］
ブラクストン株式会社企業統合ソリューション事業部ディレクター。Ｐｒｏｄｕｃｔ Ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ Ｌｉｆｅｃｙｃｌｅ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ（ＰＩＬＭ）ソリューション部門責任者。立教大学理学部卒。ＥＲＰ／ＣＲＭ／ＳＣＭ／ＰＬＭ／ＧＩＳ関連の総合コンサルタント。鉄鋼メーカーの事業企画・マーケティング部門、コンサルティングファームを経て現職。自動車業界、電機・ハイテク業界、建設・土木業界、電力・設備・プラント業界等の数々の大規模プロジェクトを経験。特に、「ＣＡＤ／ＣＡＭ、ＣＡＥおよびＰＤＭ事業戦略立案と事業化」「仮想生産技術の実用化」「ロイヤルカスタマの囲い込みを図るマーケティング戦略」「３ＰＬ実現」等のプロジェクトに従事
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