放送大学教材
学力と学習支援の心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595314599
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C1311

目次

学力をとらえる視点
学力の診断と評価
学習意欲の理論
学習の自己調整
個別学習相談による診断と支援
習得の授業のデザイン
言語活用力を育てる
数学力を育てる
科学的思考力を育てる
社会認識力を育てる
英語力を育てる
授業力と授業改善
探求の学習
地域に広がる学習環境
学力と学習支援のこれから

著者等紹介

市川伸一[イチカワシンイチ]
1953年東京都に生まれる。1980年東京大学大学院人文科学研究科中退。1988年文学博士。現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は認知心理学、教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tenso_h(堀川てんそ)

4
黒板消しで頭を殴れば静かになる。そういう教育者が堂々と存在できた時代に義務教育を受けた者として「義務教育に過度な期待はないし興味も無い」のであるが。絶対必要な期間だったとは思う。凄いのですね現代の義務教育。認知心理学の知見を実践してるなんて隔世の感。でもなんか「清潔すぎる社会にアレルギーが蔓延」に似た臭いがするんだ。義務教育の失敗的なものを前提・織り込んだ大変革とか必要なんじゃないか。中学卒業で強制的に2年間社会生活に従事させてから、再度学びに戻す・・とか。100年後はどんな教育が行われているだろう。2015/07/28

2
この分野の第一人者である市川伸一先生が主任講師を担当されている。 読んだ中でも私は動機づけの知見に惹かれ、一種の自己啓発的な応用が可能ではないかと考え、とても興奮させられた。 それもそのはず。学習の心理学というのは、認知心理学などの立場から、教育現場でいかに質のよい学習指導を行い、いかに弾力性に富んだ人材をそれにより育てるか、という人間そのものの変容の学だからだ。 教師が読んでも勉強になる内容。その一方で、心理学の立場、つまり「心」と呼ばれる認知過程が人の学習をどう変えるかに鋭く迫った一冊。2020/07/16

リリパス

2
例えば、「どのように学習意欲を引き出すか」「どのような学力を身につけることを目指すか」「教えて考えさせる授業のやりかた」といったことが書かれています。今までの<勉強=難しい・イヤなもの>というイメージが、木っ端みじんに壊れていきました。2019/09/06

じゃがたろう

1
図書館本。専門的な小難しい言葉が少なくて読みやすい。内容は、広く浅くという感じだろうか。入門書的だが、教育関係者は目を通しておくべき内容である。個人的には、139ページのメタ認知に関する記述が印象的だった。2017/10/19

Naoki Kamiya

1
放送大学シリーズ.最近は非常勤先で空き時間に読んでる. 時代(自分の親,自分,そして,今)によって,こんなにも 教育に関する考え方,指導法が違うのだなと改めて認識. 良い本でした.2015/10/22

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