内容説明
西欧言語文化の深奥には、旧約聖書の表現や登場人物が喚起する概念が強く根づいている。新聞や推理小説など社会の様態を反映する英語文献に用例をとり、ユダヤ・キリスト教の聖典の聖句がどのような意味を付加されて現代に甦っているかを論究。姉妹編『新約聖書の英語』とともに、現代英語理解のために必読の一書。
目次
1 創造
2 罪悪感
3 誘惑
4 罰
5 障害と艱難
6 祝福、報い、宝
7 契約‐権威
8 知恵‐愚かさ
9 生活の糧
10 生活の知恵‐伝統
著者等紹介
片岡,バーバラ[カタオカ,バーバラ][Kataoka,Barbara]
美術評論家。マウントホリヨーク大学、ニューヨーク州立大学大学院卒業。聖書とキリスト教芸術に精通し、イギリス政府の副領事としてセントルイス市に勤務。現在、スタンフォード大学コミュニケーション学科アドミニストレーター。著書にPictures and Pollutionなど
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