出版社内容情報
現代保健医療の問題を抽出し、改革の目標とその主体について言及する内容。
第1章 専門職概念の検討
第2章 専門職・専門職化の実態
第3章 保健医療システムの社会学的分析
第4章 日本の医療供給体制の歴史
第5章 日本の保健医療供給体制の現状と課題
第6章 アメリカの保健医療供給体制の現状概要
第7章 アメリカの保健医療供給体制の課題
第8章 保健医療政策の日米比較
第9章 変動する保健医療
第10章 現代保健医療の核心問題
第11章 保健医療変革の主体とは誰か
第12章 結章
著者紹介
時井聰(ときい さとし)
1954年生まれ、慶応義塾大学法学部政治学科卒業
中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得(社会学専攻)
現在、淑徳大学社会学部教授
内容説明
本書では、医療観の変容とともに変容を来たした専門職機能の限界を検討し、わが国医療の歴史的背景そして現状およびその課題とは何か、わが国保健医療の先達としてのアメリカ保健医療の現状およびその課題とは何か、について考察を加えることにより、現代保健医療問題の核心を抽出する。そして、これをふまえ、国民が安心できる保健医療制度の改革は何を目標とするのか、また改革の主体は一体誰なのかについて言及する。
目次
今なぜ専門職に着目するのか
第1部 専門職概念の機能的把握(専門職概念の検討;専門職・専門職化の実態;保健医療システムの社会学的分析)
第2部 保健医療供給体制・政策指向性の相違についての日米比較(日本の医療供給体制の歴史;日本の保健医療供給体制の現状と課題;アメリカの保健医療供給体制の現状概要;アメリカの保健医療供給体制の課題;保健医療制作の日米比較)
第3部 転換期の保健医療(変動する保健医療;現代保健医療の核心問題;保健医療変革の主体とは誰か―医師至上主義の陥穽)
著者等紹介
時井聡[トキイサトシ]
1954年生まれ。1980年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1987年中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学(社会学専攻)。現職、淑徳大学社会学部教授
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