目次
日本の経済発展の長期的概観―世界との比較
江戸時代の経済と社会
幕末開港・明治維新から近代経済成長へ
近代化の進展と伝統的要素
産業革命
戦間期における長期不況とその克服
戦間期の産業と企業
経済発展の担い手―企業組織と企業家
戦前日本の技術発展
戦時統制経済と戦後改革〔ほか〕
著者等紹介
宮本又郎[ミヤモトマタオ]
1943年福岡県生まれ。1967年神戸大学経済学部卒業。1970年神戸大学大学院経済学研究科博士課程中退。神戸大学経済学部助手。1976年大阪大学経済学部助教授。1988年大阪大学経済学部教授。連合王国・ロンドン大学客員研究員。2006年関西学院大学大学院経営戦略研究科教授。現在、放送大学客員教授、大阪大学名誉教授、経済学博士。専攻は日本経済史、日本経営史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒とかげ
1
まさか一冊で江戸時代から、将来の予測まで網羅されているとは…。全部理解するのは初心者には不可能かも。2018/04/19
こずえ
1
割と賛否両論ある本書だが、手軽にまとまっていることから日本経済史の最初の1冊として使う分には問題がない
brawi
1
明治時代の人も成果主義を苦にして自殺したりしてた。生産性向上のために激しい成果主義が取られていた。高福祉・高負担か、低福祉・低負担か。これまでどおりの福祉でもヨーロッパにあわせるなら大幅な消費税増税が必要、また日本は現在実質的に財政破綻状態と書いてあるが私は納得していない。負担は消費税だけによるものではない、また消費税は輸出企業のリベートとして使われていてそのまま国家財政にプラスにならない。日本国債は94%を国内で消化しており破綻していない。金利も過去最低水準である。中林真幸執筆部分は賛否もろもろが多い。2015/01/27