出版社内容情報
社会のニーズの多様化に伴い、博物館はさまざまな革新を行う必要に迫られている。博物館経営、教育普及活動、情報化の意義とその活用方法の3つのテーマを主軸に、日本と世界の博物館の事例をあげ、いかなる改革が求められているかを考察している。たとえば財政制度、組織、人材配置などに博物館経営の改革が求められているが、一例として利用者に満足や感動を与えるための経営手法であるミュージアム・マネジメントについて紹介。また、ミュージアム・プロデューサーやエデュケーターなどの人材養成を行うことの必要性を説いている。
1.ミュージアム・マネージメント入門
2.博物館の組織と職員
3.博物館人材の養成
4.博物館の行財政制度
5.生涯学習と博物館教育
6.博物館における教育プログラム
7.博物館におけるサービス
8.ミュージアム・マーケティング
9.博物館における評価
10.博物館施設の運営と管理
11.博物館における情報の意義
12.博物館活動の情報化
13.情報の展示と情報サービス
14.博物館の連携と国際協力
15.ミュージアム・マネジメントの未来