出版社内容情報
管理会計の目的は、企業で行われるさまざまな経営意思決定と業績管理に関して、有効かつ効果的な会計情報を提供することにある。本書では会計管理が担う仕事を、1)意思決定を支援する役割、2)企業の業績を測定・評価し、企業価値を高める行動を動機づけるコントロールの役割の2つに分け、それぞれの理論を解説している。管理会計概論、資本予算、株主価値を高める事業戦略、組織のコントロール、責任会計、原価計算システムなど全15章で構成。
1.管理会計概論(1)-管理会計とは
2.管理会計概論(2)ー意思決定とコントロールの組織
3.管理会計概論(3)ー原価とキャッシュフローの諸概念
4.資本予算(1)-投資決定ルール
5.資本予算(2)ー資本コスト
6.株主価値と長期経営計画
7.株主価値を高める事業戦略
8.原価計算システム(1)-全部原価計算
9.資本予算(2)ー標準原価計算」
10.予算管理システム
11.責任会計(1)-管理可能性原則
12.責任会計(2)振替価格と原価配分
13.リスク・シェアリングと業績情報
14.インセンティブ・システムと業績評価(1)
15.インセンティブ・システムと業績評価(2)