出版社内容情報
「認知症は生活習慣病!
私が認知症と無縁で
いられる理由を教えます」
世界初のアルツハイマー治療薬を開発
薬のノーベル賞「英国ガリアン賞」特別賞受賞
最新の科学的根拠にもとづいた
「食事」「運動」習慣、そして「生き方」「考え方」のヒント
現在、65歳以上の4分の1が認知症とその予備軍と言われています。さらに人生100年時代とも言われ、認知症予防は本人やその家族も含めて最大の関心事のひとつです。
世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」を開発し、1998年に“薬のノーベル賞”と称される英国ガリアン賞特別賞を受賞した認知症研究の第一人者・杉本八郎氏は、「認知症にならないような生活習慣を身につけることが大事」と力説します。
そこで、自身も80歳を超え、今なお認知症予防研究に邁進する杉本氏が、認知症研究の最前線をレクチャーし、日常生活で取り組める予防習慣を伝授します。
・一日の歩行時間が長いほど認知症発症のリスクが下がる
・良い睡眠を取れば脳内のゴミがスムーズに排出される
・「一汁三菜」を心がけると食事のバランスが保たれる
・認知症予防のための重要な成分を併せ持つポリフェノール
・「脳に楽をさせないこと」が認知症を遠ざける
・趣味が「たくさんある人」は認知症になるリスクが低い
・主体的に生きてこそ脳は活性化する……etc.
内容説明
認知症は生活習慣病!私が認知症と無縁でいられる理由を教えます。最新の科学的根拠にもとづいた「食事」「運動」の習慣、「生き方」「考え方」のヒント。世界初のアルツハイマー治療薬を開発。薬のノーベル賞「英国ガリアン賞」特別賞受賞。
目次
第1章 認知症は生活習慣病である(息子の顔がわからなくなってしまった母;65歳の4人に1人は認知症かその予備軍 ほか)
第2章 認知症を予防する生活習慣(「血管を丈夫にして、血流を良くする」+αの生活習慣が鍵;有酸素運動は血行を良くする効果が非常に高い ほか)
第3章 科学的に正しい認知症予防に効く食べ物(食べ物に含まれる「認知症予防に効く物質」;食べ物の抗酸化作用であらゆる「老化」が抑制される ほか)
第4章 82歳の私が認知症と無縁でいられる理由(「生き方」や「考え方」も認知症リスクに影響する;「お休みモード」の脳は栄養不足・酸素不足になりかねない ほか)
第5章 認知症治療の最前線(神経細胞同士の情報伝達に不具合が生じるのが認知症;脳内のアセチルコリンを増やせば認知機能が戻る ほか)
著者等紹介
杉本八郎[スギモトハチロウ]
1942年、東京都生まれ。薬学者、脳科学者。エーザイ入社後、新薬開発の研究室で高血圧治療薬「デタントール」、そして世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」の創薬に成功。アリセプトは97年に米国で、99年に日本で承認・発売。98年、薬のノーベル賞といわれる英国ガリアン賞特別賞を受賞。同年、日本薬学会技術賞と化学・バイオつくば賞、2002年に恩賜発明賞を受賞。京都大学薬学研究科創薬神経科学講座教授、京都大学大学院薬学研究科最先端創薬研究センター教授、同志社大学脳科学研究科教授を経て同大学生命医科学研究科客員教授。日本薬学会理事、有機合成化学協会理事などを歴任。14年、グリーン・テック代表取締役に就任。25年4月、名古屋葵大学学長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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本詠み人
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