扶桑社新書<br> 誤解だらけの子育て

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扶桑社新書
誤解だらけの子育て

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594095734
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「いい子にしてえらいね」とほめる、宿題は終わるまでつきそう、スマホやゲームは親が管理する…
これらはすべて、脳を育てるためには逆効果です!

ベストセラー『高学歴親という病』『「発達障害」と間違われる子どもたち』の著者である小児脳科学者が、子育てのよくある誤解を紐解き、子どもの“生きる力”を伸ばすための45の正しい方法を解説します。

“「はじめに」より”
私が小児科医になって、はや35
年以上が経ってしまいました。いろいろな親子に出会ってきましたが、私が本当にいつも残念だと思うのは、親御さんが子どもを思ってした行動が、結果として子どもにまったく伝わってない、どころかむしろ害悪になっていることがあまりにも多いことです。
現代の子育ての状況を見ていると、情報過多の中で理想とされる子ども像を描き、それに向かって必死に育て上げようとするけれど、思ったように子どもが「動いてくれなくて」こころ折れ、結果、無駄に怒ったり悲しんだりしている親御さんが多いと感じます。とても閉塞した利己的な育児環境だと思います。
子どもはもっとつらいです。逃げ場のない家庭環境で苦しんだ挙げ句にさまざまな心身症状が表れます。
(中略)
本書は、現代の子育て情報過多の中で苦しんでいる親御さんが少しでも楽になって笑顔になってくれることを願ってつくりました。
ここに書いてあることを「絶対守らなければ」と思うとまた苦しくなってしまうので、「だいたいそういうことね」と思って、あとはご自分の感性に従い、社会につながる姿をできるだけ子どもに見せることを目標に、毎日の生活をつなげていってくだされば幸いです。

内容説明

「常に完璧な親」をやめれば楽になる!発達・生活習慣・コミュニケーション…45の誤解を解けば、子育ては劇的にうまくいく!

目次

第1章 発達への誤解(早期教育するほど賢い子になる;子育て情報はネットやSNSで収集できる ほか)
第2章 生活習慣への誤解(朝はなるべくたっぷり寝かせておく;毎日、日課をきちんとこなしてから寝かせる ほか)
第3章 コミュニケーションへの誤解(なんでもほめて育てる;反抗期がない子は育てやすい ほか)
第4章 「子どもと社会」への誤解(幼いうちから保育園に預けるのはかわいそう;仕事と子育ての両立は難しい ほか)

著者等紹介

成田奈緒子[ナリタナオコ]
小児科医・医学博士。公認心理師。子育て科学アクシス代表。1987年神戸大学卒業後、米国セントルイス・ワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。2009年より文教大学教育学部教授。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はづきち

12
オーディオブック。小児脳科学者の著者が、泣かない子はいい子、学習は年齢が低いうちから、ゲーム・スマホは親が管理、など子育てで「よい」と言われていることの誤解を解こうとする本。子どもは「からだの脳」「おりこうさんの脳」「こころの脳」の順で脳を発達させるべきで、5歳までは原始人を育てることを意識する。そのためにはまず8時に寝かせることを徹底するべき。最終的には「ありがとう」「ごめんなさい」「おかげさまで」を言える子になればよい、とのこと。 寝る時間など耳が痛い話ばかりで、全部直すのは無理だな。参考程度で。2025/02/11

せっかちーぬ

6
からだの脳、お利口さんの脳、心の脳の順番に育てるということは、明確で分かりやすい。いいベビーシッターに会えればいいけど、なかなか難しいこの地域。頼れるところは保育施設。全うするにはかなり苦戦を強いられることだろう。できる範囲で。うちの子はそれぞれ大きくなり、それなりの進路選択をできてよかったと思うけど、そんなのは結果でしかなく。自分ちのことはあまり持ち出さず、ちょっとしたアドバイスに留めたい。と、いつも子育て本を読み思う。2024/10/05

柏葉

3
「はじめに」の4歳児の親子のやりとりに興味をもって購入。脳の育つ順番(からだの脳→おりこうさんの脳→こころの脳の順に育つ)や「ペアレンティング」(ブレない生活習慣を確立する、親子がお互いを尊重して協力し合う体制をつくるなど)メソッドなどいいことが書いてあるのだが、いかんせん項目が多すぎて一つ一つの事例に対する解決策が表面的なものに留まっているのと、いくつかある筆者の娘の事例が自慢に聞こえて、心に残らなかった。具体的に対処したければ、筆者が主宰する「子育て科学アクシス」に参加する必要があるんだろうな。2024/01/19

家主

2
60C 同じ著者の本(その一言が子どもの脳をダメにする)を読み、考え方が合っていると思ったので読んでみた。やはり前に読んだ本と共通する部分が多く、より理解は深まったが、もう一冊の方が頭に入りやすいと思った。2025/07/28

yunyon

2
自立とは、「自分一人で生きていける力」ではなく、「自分一人では生きていけないので、誰か助けて!」といえる力、レジリエンス(困難を乗り越える力)はソーシャルサポート、自己効力感、社会性から成り立つもので、結局、子育ての最大かつ最終目的は「ありがとう」「ごめんなさい」「おかげさまで」がいえる人間になること…、果たして私は息子たちをそういう人間に育てられただろうか…。そうだといいのですが。2024/12/09

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