紫式部は今日も憂鬱―令和言葉で読む『紫式部日記』

個数:
電子版価格
¥698
  • 電子版あり

紫式部は今日も憂鬱―令和言葉で読む『紫式部日記』

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594095581
  • NDC分類 915.35
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『エモい古語辞典』の著者最新作
2024年大河で話題!「紫式部日記」を令和言葉で超訳
1000年前も現代も、悩むことは皆同じだった――

シングルマザー兼ひきこもり作家の紫式部は、ある日後宮で働くことに。
「『源氏物語』のファンです!」と話しかけてくれる人がいたらいいなと思っていたら、
同僚の令嬢たちは氷のように冷たくて、完全にアウェイ。

現代人からしてもやる気が急低下しそうな職場で、紫式部はどう生きたのか。
“天然キャラを演じる”という処世術を編み出したり、
「出家したい」と愚痴ったり。
日本史で一番有名な女性の中の一人なのに、とても身近な感覚を持った人だとわかります。

そんな日々を綴った『紫式部日記』は、お仕事成長譚としても、
引っ込み思案な女子の内面を覗き見られる面白い手記としても読めます。

本書では、原文を30代OL風の言葉でわかりやすく訳し、
かわいらしい猫のキャラクターが平安文化を解説。
かわもとまいさんによる美麗なイラストを40点以上掲載し、
古典になじみのない方も楽しく読めるようになっています。

また、以下の用途でも本書を役立ていただけます。
◆2024年大河の副読本として
◆日本史や古文の世界に親しむ導入として
◆加持祈祷や宮廷儀式など当時のリアル記録が満載!創作の参考にも

「口語にしてみたら、まるでカフェで隣から聞こえてきたOLたちの愚痴のようで、紫式部がますます身近に感じられたのですが、いかがでしょうか」(あとがきより)

内容説明

ひきこもり作家が後宮で働いてみたら…!?1000年前も現代も、悩むことは皆同じ。出仕したらいきなりアウェイ、同僚はみんな深窓の令嬢、仕事相手はクセつよ貴族官僚。30代OL風に超訳。

目次

初マタ中宮様とバタバタ藤原家
出産レポ
産後はパーティー三昧
帝が土御門邸にやってきた
誕生五十日目のパーティーは大波乱
中宮様、宮中へ帰る
平安京ガールズコレクション(五節の舞姫)
年の暮れに大事件勃発
女房たちについていろいろ言いたい
私もたいがいなんですが
浮かれてはいられないお年頃
中宮様、二児の母になる

著者等紹介

堀越英美[ホリコシヒデミ]
1973年生まれ。文筆家。早稲田大学第一文学部卒

山本淳子[ヤマモトジュンコ]
京都先端科学大学教授。京都大学文学部卒業。高等学校教諭等を経て、1999年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都学園大学助教授等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

明るい表通りで🎶

56
著者、堀越英美さんの令和言葉訳が、イケてる。紫式部が、SNSで呟いている感覚が伝わる。46章から56章までの手紙文で書かれた人物評価のところは、特に面白い。清少納言を薄っぺらい人間と忌み嫌う紫式部。紫式部自身も人のことを言ってる場合じゃなかったと戯ける。この時代、歌のやりとりで、コミュニケーションをとっていた。詠み手の思いをのせて相手に伝えるコミュニケーションツール。何とも風流で、おくゆかしきことよ。2025/01/05

Sato

44
ある日『源氏物語』が評判となり、後宮の女房としてスカウトされた紫式部。職場には冷ややかな同僚たちが待ち構え、孤立感にさいなまれる日々が始まる。 そんな中、藤原道長から中宮彰子の出産記録を依頼され誕生したのが『紫式部日記』。宮中の出来事を記録した部分と、彼女の感情が表現された「消息文」というエッセイ的な部分が挿入されているが、同僚への辛辣な人物評や宮仕えの愚痴が詰まった「消息文」の方が圧倒的に面白い。1番有名なのは「清少納言の悪口」。まさか彼女も千年後まで悪口が読み継がれるとは思わなかっただろう(笑) 2024/11/01

たまきら

41
娘さんに。紫式部日記を楽しく読めるかな?と思ったら大当たりでした。ただ本人曰く、歌とか格調高さがないとのこと。…でも、今の言葉で楽しんでもらいたい、というラノベ感覚が良さでもあるんだからいいんじゃないかなあ?オカンは親しみやすくて楽しかったです。いきいきと実在した人たちが語られているし…。でも、いつか原文にも挑戦したいな。2024/07/05

sofia

40
「令和言葉で読む」がはやっているのか…。「紫式部日記」をわかりやすく読むにはよいかも。彰子の出産日記に関して、現代的には面倒くさい行事ばかりだということを理解するのにはよい。ただ、紫式部は「ヤバい」「めちゃ」なんて言葉は令和に生きていたとしても嫌いだろうし、もっと品のある文章を書くと思う。そこはなんだかな〜と思う。山本淳子監修。2024/01/19

NORI

27
30代OL風の紫式部日記。 本文は、砕けた文章で読みやすい。一方、各章の題名がぶっ飛んでいる。「皇子、爆誕」じゃねーよw陽キャ女子か。 30代風の本文と、10代SNS風の章題に妙なギャップを感じる。本文と題名、違う人が書いたのか? 一般的イメージからかけ離れた紫式部像に賛否両論あるのは確実。でも、マジメな現代語訳と読み比べてみても、ちゃんと抑えるところは抑えている。手軽に楽しむには、全然アリだと個人的には思う。 源氏物語で、ねうねう鳴いていたあのネコちゃんが、あれこれ解説してくれる。2024/03/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21627297
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品