扶桑社ミステリー 鏡の男〈上〉

ケプレル，ラーシュ【著】〈Ｋｅｐｌｅｒ，Ｌａｒｓ〉/品川 亮【訳】

扶桑社（2023/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 400p／高さ 16cm
• 商品コード 9784594092283
• NDC分類 949.83
• Cコード C0197

出版社内容情報

人気シリーズ最新作！
連続少女誘拐事件の闇

ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった……。警察は監視カメラの映像から、現場近くで犬を連れていた男の逮捕に踏み切る。強引な取調べがおこなわれるが、その男・マルティンは精神病を抱えていて供述は要領を得ない。だが、警察内で唯一マルティンを目撃者だとみなすヨーナがエリック・マリア・バルクのもとで催眠療法を試みると、途端に彼は饒舌になりある名を口にする──

内容説明

ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった…。警察は監視カメラの映像から、現場近くで犬を連れていた男の逮捕に踏み切る。強引な取り調べがおこなわれるが、その男マルティンは精神病を抱えていて供述は要領を得ない。だが、警察内で唯一彼を目撃者とみなすヨーナが催眠療法を試みると、マルティンは途端に饒舌になり―

著者等紹介

ケプレル，ラーシュ［ケプレル，ラーシュ］ ［Ｋｅｐｌｅｒ，Ｌａｒｓ］
アレクサンドラ・コエーリョ・アンドリルとアレクサンデル・アンドリルの作家夫婦が共作するときのペンネーム。国際的なベストセラーとなったヨーナ・リンナシリーズは、４０以上の言語に翻訳され、１５００万部以上も売れている。アンドリル夫妻は、ラーシュ・ケプレルのペンネームで執筆する以前も、それぞれが単独で書いた作品が出版され高い評価を受けている。３人の娘とスウェーデンのストックホルムに在住

品川亮［シナガワリョウ］
月刊誌『ＳＴＵＤＩＯ　ＶＯＩＣＥ』元編集長、現在フリーランスとして執筆・翻訳・編集を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mayumi]

ヨーナ・リンナシリーズ。前作ラストで自殺を図ったサーガのことが気になっていたんだけれど、サーガが登場したのはチラッとだけ。心を病んでしまっているようで心配。ヨーナは国家警察に復帰。よく復帰できたな…。今作は首を吊った状態で発見された少女が5年前の誘拐事件で行方不明となっていた被害者だった…というもの。北欧ミステリーって女性が監禁されてるものが多い気がするな。上巻ラストは怒涛の展開。下巻へ。

2023/02/03

[み]

混沌としてて、なかなか進みません。ヨーナは、強いですね、吸ってましたが…。サーガの復活はあるのかしら？下巻へ。

2023/04/28

[JILLmama]

ヨーナリンナシリーズの最新刊。前作で宿敵を倒しているけど、このシリーズはまだまだ続くのかなぁ。 相棒のサーガが心身喪失状態でほぼ登場せず。 若い女の子が拉致監禁、殺人という残虐極まりない事件。 下巻で事件の真相が明らかになりそう。

2023/02/24

[petitlyz]

【図書館で借りた】一体何人の少女たちが囚われ殺されたのか。ヨーナ・リンナシリーズの引き込まれていく感じは相変わらずすごい。ヨーナ、前作まで死ぬほど大変だったような気がするけど、この、絶対に犯人捕まえる感も継続。サーガもチラッとだけ登場するけど不安はある。下巻に続きます。

2023/04/13

[しましまこ]

学校帰りに連れ去られた少女。強引に捜査するヨーナ、サラっと復帰してるんだよ、驚いた。そしていつもヨーナが正しい(笑)。それよりサーガは？よくわからん描写が少しだけ。酷すぎる事件、ヨーナのパイプでみる夢！！面白い～。下巻へGO、

2023/02/05