戦争と芸能―そのとき、どんなことが起きていたのか?

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戦争と芸能―そのとき、どんなことが起きていたのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594090456
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

そのとき芸能人は何をし、兵士は何を求め、戦場ではどう戦っていたのか?
時代の波に翻弄された、芸能界の人々。銃弾の飛び交うなか、慰問袋を待ち望み、戦った兵士たちの心境とは? 新資料と証言に基づく多くの逸話は読む者の胸を打つ。
戦争研究において政治的、軍事的アプローチは大量になされ、蓄積もされてきた。しかし、民衆が愛してやまない、ゆえに人々とともに戦場に動員された「大衆娯楽」、翼賛を余儀なくされた「日本芸能界」に着目、それらの地点から戦争をとらえようとする研究は手薄である。本書は、こうした先行研究の空白部分を埋めるべく、志を同じくする三者が集まることによって、各々別の角度から検証し、研究の深化を図ろうとするものである。……はじめにより

内容説明

そのとき芸能人は何をし、兵士は何を求め、戦場ではどう戦っていたのか?時代の波に翻弄された、芸能界の人々。銃弾の飛び交うなか、慰問袋を待ち望み、戦った兵士たちの心境とは?新資料と証言に基づく多くの逸話は読む者の胸を打つ。

目次

第1章 戦前日本芸能史(昭和以前の戦争と民衆娯楽;花柳界と戦時下の活動;時局と戦時下の芸能人たち;戦時下のモダンエイジたち;藤村悟朗が辿った戦時中の活動)
第2章 慰問礼状の背後にある戦場―第二六師団(泉兵団)独立歩兵第一三連隊の日中戦争(日中戦争の勃発と山西省;独歩第一三連隊の戦い;藤村梧朗一座の慰問公演)
第3章 戦時エンタメ界を生きた天才少女たち(「戦時下の幼い職業婦人」高峰秀子の軌跡;日独の狭間で翻弄されたふたつの美貌 原節子、諏訪根自子;ムーラン・ルージュ新宿座の元祖アイドル、明日待子と少女踊り子軍団)
インタビュー 戦前から戦後へ、メイコのエンタメ界交流録 女優中村メイコ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hitotak

7
日中戦争以降に戦地での慰問活動を行った芸能人たちの戦時下の活動についてまとめている。当時楽曲や芝居の内容は厳しく制限されており、不本意な舞台を務めるよりも、大歓迎され、自分達を待ち望む兵士たちの前で芸を披露したいと考える芸能人は多かったのではないか。しかし高峰秀子のような少女スターまでも特攻隊基地の慰問に行かされ、歌手、芸人、手品師など幾人かが一座を組んで最前線近くに慰問に訪れて突然銃撃されたり、命の危険を感じる場面もあったようだ。慰問に行きたくともギャラの安さがネックになっていたというのも初めて知った。2022/10/14

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