出版社内容情報
「遅くとも一年以内に……関東沈没が始まる」
小松左京原作の不朽の名作『日本沈没』が、TBS系『日曜劇場』で大きくアレンジを加えて新たなドラマとして映像化。混迷の現代にふさわしい新作ドラマを完全ノベライズ!! 主演・小栗旬 松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之……ほか出演
2023年、日本では10月にひまわりが咲くほど地球温暖化が進行。環境省の若手官僚・天海啓示は脱炭素社会実現のためのタスクフォース「日本未来推進会議」のメンバーに抜擢された。だが、天海らが関わった海洋新エネルギー抽出技術「COMS」が海底プレートを不安定化させ、関東沈没を誘発するという地球物理学者・田所雄介の説が世間を騒がせる。その説を否定するため天海は田所を招聘するが、「近い将来、島が一つ水没する」という田所の予言が的中する――。
内容説明
2023年、日本では10月にひまわりが咲くほど地球温暖化が進行。環境省の若手官僚・天海啓示は脱炭素社会実現のためのタスクフォース「日本未来推進会議」のメンバーに抜擢された。だが、天海らが関わった海洋新エネルギー抽出技術「COMS」が海底プレートを不安定化させ、関東沈没を誘発するという地球物理学者・田所雄介の説が世間を騒がせる。その説を否定するため天海は田所を招聘するが、「近い将来、島が一つ水没する」という田所の予言が的中する―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Oh!やまびこ
6
原作のTVドラマ化に伴って、かなりアレンジされていた。原作「日本沈没」が執筆されてから50余年が経過しており、当時の科学技術、地質学、これらの向上発展、地震データ蓄積、大地震の経験等を鑑みて現代に沿うようにされたのであろう。東日本大震災を経験した者としては興味深く読んだ。地面が割れ、口を開け、揺れに同調し閉じたり開いたりする様、ブロック塀がドミノ倒しの如く倒壊する様を目の当たりした事を思い出す。上巻作中では地盤の液状化現象、津波については触れられておらず、原作に重きを置いたと思えた。下巻ではどうなるのか。2024/09/25
あきさん
0
テレビドラマのシーンを思い出された。キャスト陣はみなさん適役だったように思う。特に椎名役の杏さん。個人的な好みという話もあるが・・(笑)2024/08/13
みやび
0
☆32022/03/06