内容説明
相手の浮気で婚約が解消になり、周囲にとやかく言われるのを嫌って他国に出たブランカ知己である王女の侍女となった彼女は、とある夜会で侯爵ディートフリートに“婚姻を前提としない恋人”にならないかと誘われた「清廉潔白で淑女の鑑のような君が乱れる姿はたまらないな」戸惑いつつも、手慣れていて大人な彼との恋に溺れてしまいそうで…!?
感想・レビュー
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十六夜
6
婚約者がほかの女と子供作ったため婚約破棄となった商家(爵位持ち)の令嬢ヒロイン。あれこれ言われるのがいやで隣国に嫁ぐ王女の筆頭侍女として越境。そこで王太子の補佐官のヒーローに恋人になりませんかと言われて、このまま枯れるのもさみしいなと思っていたことも、あり付き合い出すことに……って感じ。ヒーローは甥に爵位を継がせるために独身主義を公言していて、女よけのためもあってヒロインを恋人したけど、まぁしっかり者だけどたまにうっかりなヒロインに惹かれていき~という王道の流れ。ヒロインがさっぱりした性格でよかった。2021/04/09
なの
1
Kindle Unlimitedにて。2024/09/21