ウイグル人という罪―中国による民族浄化の真実

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ウイグル人という罪―中国による民族浄化の真実

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  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594089405
  • NDC分類 316.822
  • Cコード C0036

出版社内容情報

中国・新疆ウイグル自治区──
そこでは今、何が起きているのか。

タクラマカン砂漠、さまよえる湖ロプノール、天山山脈……。ロバ車が行き交うポプラ並木、羊の串焼きの匂い──
かつて旅人たちを魅了したウイグルの美しい風景、陽気な人々が今、その地から消されようとしている。
1000万人以上の市民が、街のいたるところに設置された監視カメラで常に見張られている。突然やってきた警官に連行され収監。さまざまな拷問を受け、二度と帰らない罪なき人々。強制労働、不妊手術、臓器を取られる子どもたち……
同時代に起きていることとは信じがたい、中国による非道な行ないを黙殺していいのか?

ウイグルの人たちの証言を漫画でTwitter上に発表し、その作品が各国で翻訳・拡散されている清水ともみ氏の漫画、産経新聞北京支局時代から現地取材を続けるジャーナリスト・福島香織氏のレポートで、ウイグルの人たちが置かれている現状を伝える。

【目次】
Chapter1 かつてのシルクロードの要衝地カシュガル
Chapter2 監視される市民
Chapter3 巨大な監獄と化した美しい街
Chapter4 ウイグル人、オムル・ベカリの証言
      ──拘束、拷問、虐待死
Chapter5 ウイグル人医師アニワル・トフティの証言
       ──ウイグル人の「清い臓器」
Chapter6 日本に帰化したレテプ・アフメットの証言
     ──在日ウイグル人の苦しみ
Chapter7  親から引き離される子供たち
Chapter8 ウイグルをむしばむ新たな〝文化大革命〟
Chapter9  誇り高きウイグルの起源
Chapter10 漢族支配体制のはじまり
Chapter11 漢人との衝突────
Chapter12 テロリストにされるウイグル人
Chapter13 見ないふりをするイスラム国家
Chapter14 立ち上がるウイグル人
Chapter15 米中新冷戦のカードとなったウイグル人権問題

ウイグル人の詩「目覚めよ!」アブドゥハリック・ウイグル、「ロプノール」「母語」パルハット・トルスン/巻頭漫画 「シャツの背景」所収

内容説明

罪なき1000万人以上の市民を収監拷問、強制労働、不妊手術、臓器狩り…中国による非道な行いを黙殺していいのか?

目次

かつてのシルクロードの要衝地カシュガル
監視される市民
巨大な監獄と化した美しい街
ウイグル人、オムル・ベカリの証言―拘束、拷問、虐待死
ウイグル人医師、アニワル・トフティの証言―ウイグル人の「清い臓器」
日本に帰化した、レテプ・アフメットの証言―在日ウイグル人の苦しみ
親から引き離される子供たち
ウイグルをむしばむ新たな「文化大革命」
誇り高きウイグルの起源
漢族支配体制のはじまり
漢人との衝突
テロリストにされるウイグル人
見ないふりをするイスラム国家
立ち上がるウイグル人
米中新冷戦のカードとなったウイグル人権問題

著者等紹介

清水ともみ[シミズトモミ]
静岡県出身。1997年、講談社『Kiss』にてデビューし、作家活動を始める。子育てに専念したのち、イラスト動画制作に携わる。2019年4月にウイグル弾圧の実態を描いた『その國の名を誰も言わない』、同年8月に『私の身に起きたこと~とあるウイグル人女性の証言~』をTwitterにて発表。大きな反響を得て、海外を中心に多くのメディアが紹介。米国務省の広報HPなどに掲載される

福島香織[フクシマカオリ]
ジャーナリスト、中国ウォッチャー、文筆家。1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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