出版社内容情報
企業の二酸化炭素排出を減らす以外にも、まだまだやれることはある!!
20年以上にわたって「地球温暖化の危機」を訴えてきた著者が語る、
温暖化問題を「わずか数年」で解決できる方法とは!?
2021年2月、アメリカ航空宇宙局(NASA)が「2020年は、観測史上で最も暑い年だった」と発表した。そして2021年に入っても、世界各地で「観測史上最高」となる高気温が記録されている。地球の平均気温は産業革命以前より1.2℃上昇し、現在も10年で0.2℃ずつ上昇し続けているのだ。
さらに2021年8月9日、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は人間の活動が地球温暖化を進行させていることには「疑う余地がない」と発表した。
異常気象、海面上昇、熱波・寒波、氷河の融解、大規模な山火事、洪水、旱魃、農業被害、生態系の破壊など、地球温暖化(気候変動)の影響と思われる現象が世界各地で頻発していて、「人類の滅亡は避けられない」「今の温暖化対策ではもう間に合わないのではないか」という説も聞かれる。
しかし、著者の田中優さんは「企業の二酸化炭素排出を減らすことも大事だが、まだほかにもできることがある」と語る。そして「その方法を本気になってやれば、わずか数年で解決できる」というのだ。
20年以上にわたって「地球温暖化の危機」を説き、日本全国で講演をし続けてきた田中優さんが提案する「温暖化問題をすぐに解決できる方法」とは、どんな方法なのか?
「ぼくたちは〝微力ではあるが無力ではない〟のです。一人ひとりが小さな〝希望の灯〟を灯していけば、『破局』は必ず回避できると信じています。
ぼくたちには必ず大切にしたい人がいます。その人たちの未来のために、これから生ま
れてくる人たちのために、やれるだけのことはしておきませんか。
始めよう、未来はこれから作れるのだ」(「おわりに」より)
内容説明
温暖化問題をわずか数年で解決する方法が見つかった!!CO2の排出を減らす以外にも、まだまだやれることはある。「破局」を回避するその方法とは!?
目次
第1章 人類は滅亡に向かって着実に進んでいる
第2章 なぜ温暖化は止まらないのか
第3章 地域・家庭でできる二酸化炭素排出削減
第4章 送電網(グリッド)から自由になり、地域で発電・蓄電しよう
第5章 森林資源を活用した「炭素貯金」
第6章 土壌からの温暖化防止
著者等紹介
田中優[タナカユウ]
1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和など、さまざまなNGO活動に関わる。2012年末に岡山に移住。2013年5月、電力会社に頼らない太陽光パネルと独立電源システムの生活、「オフグリッド生活」を始めた。2016年、国産無垢材で極力化学物質を使わない「天然住宅」で自宅を建てる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「ap bank」監事、「一般社団法人天然住宅」代表、「天然住宅life」共同代表、「自エネ組」相談役を務める。横浜市立大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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