扶桑社新書<br> 地球温暖化―電気の話と、私たちにできること

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扶桑社新書
地球温暖化―電気の話と、私たちにできること

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594088798
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

企業の二酸化炭素排出を減らす以外にも、まだまだやれることはある!!
20年以上にわたって「地球温暖化の危機」を訴えてきた著者が語る、
温暖化問題を「わずか数年」で解決できる方法とは!?

  2021年2月、アメリカ航空宇宙局(NASA)が「2020年は、観測史上で最も暑い年だった」と発表した。そして2021年に入っても、世界各地で「観測史上最高」となる高気温が記録されている。地球の平均気温は産業革命以前より1.2℃上昇し、現在も10年で0.2℃ずつ上昇し続けているのだ。
 さらに2021年8月9日、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は人間の活動が地球温暖化を進行させていることには「疑う余地がない」と発表した。
 異常気象、海面上昇、熱波・寒波、氷河の融解、大規模な山火事、洪水、旱魃、農業被害、生態系の破壊など、地球温暖化(気候変動)の影響と思われる現象が世界各地で頻発していて、「人類の滅亡は避けられない」「今の温暖化対策ではもう間に合わないのではないか」という説も聞かれる。
 しかし、著者の田中優さんは「企業の二酸化炭素排出を減らすことも大事だが、まだほかにもできることがある」と語る。そして「その方法を本気になってやれば、わずか数年で解決できる」というのだ。
 20年以上にわたって「地球温暖化の危機」を説き、日本全国で講演をし続けてきた田中優さんが提案する「温暖化問題をすぐに解決できる方法」とは、どんな方法なのか? 

「ぼくたちは〝微力ではあるが無力ではない〟のです。一人ひとりが小さな〝希望の灯〟を灯していけば、『破局』は必ず回避できると信じています。
 ぼくたちには必ず大切にしたい人がいます。その人たちの未来のために、これから生ま
れてくる人たちのために、やれるだけのことはしておきませんか。
 始めよう、未来はこれから作れるのだ」(「おわりに」より)

内容説明

温暖化問題をわずか数年で解決する方法が見つかった!!CO2の排出を減らす以外にも、まだまだやれることはある。「破局」を回避するその方法とは!?

目次

第1章 人類は滅亡に向かって着実に進んでいる
第2章 なぜ温暖化は止まらないのか
第3章 地域・家庭でできる二酸化炭素排出削減
第4章 送電網(グリッド)から自由になり、地域で発電・蓄電しよう
第5章 森林資源を活用した「炭素貯金」
第6章 土壌からの温暖化防止

著者等紹介

田中優[タナカユウ]
1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和など、さまざまなNGO活動に関わる。2012年末に岡山に移住。2013年5月、電力会社に頼らない太陽光パネルと独立電源システムの生活、「オフグリッド生活」を始めた。2016年、国産無垢材で極力化学物質を使わない「天然住宅」で自宅を建てる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「ap bank」監事、「一般社団法人天然住宅」代表、「天然住宅life」共同代表、「自エネ組」相談役を務める。横浜市立大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sakie

19
日本国内で二酸化炭素を排出している上位は電力会社と大工場、これは統計上明らかである。これを変えるには国を変えなければならず、時機を待つしかないだろう。日本の世帯当たりエネルギー消費量は他国に比べて少ないという。ならば個々人はオフグリッドを心がけるのが良いというのが私の意見だ。中央集権的な現在の送電システムを拒否する。太陽光発電の自家消費で100%自給は難しいだろうが、家の断熱、ガスと太陽光温水器の有効利用で補い、使用量を低減するという絵図を夢想している。エコワンソーラーが面白そうなので憶えておく。2022/03/10

ブック

9
気候変動に向き合うためには、社会全体の仕組みを大転換させる必要があると常々思って来た。電気を地産地消にすることは特に重要だが、その理由を詳しく知ることができた。また最後の章で語られる農業と土壌の在り方が脱炭素への大きな役割を果たすという考え方を初めて知った。人間がこれまでやってきた「方法」は、すべからく地球の環境にとってマイナスであったことが明らかだと思う。やり方を変えるには効率の追求ではなく、時間をかけることなのだと思う。もっとゆっくり生きる社会を実現できれば、温暖化の進行も抑制できる気がする。2021/11/23

マグロのお刺身

6
図書館本。僕は「戦争に使うお金があれば世界中の問題を解決できる」と言うのに衝撃を受けた。ロシアのウクライナ侵攻のお金を問題解決に使ってくれ!!2022/05/26

Go Extreme

4
人類は破滅に向かって着実に進んでいる:20世紀の2.5倍の海面上昇 シベリアの凍土 メタンガス なぜ温暖化は止まらないか:地球温暖化のメカニズム 資源の奪い合い オール家電は原発を延命 地域・過程でできる二酸化炭素排出削減:ナナメの第三の道 省エネ家電 国産ブルーベリー  グリッドから自由になり地域で発電・蓄電:膨大な送電ロス 無駄な発電 森林資源を活用した炭素貯金:海の中<森林で炭素蓄積 木質バイオマス利用 持続可能な暮らし 土壌からの温暖化防止:土壌を大切にする温暖化対策 微生物の力 植物と土壌を守る2021/10/13

sansirou

4
田中優氏の最新本ですね。この人の主張は、常に地べたについていて、かっこいい話とかではないけれど、納得できるものが多いです。特に農業の件については、自分でもやってみたくなるような提案ばかりです。もちろん、すぐにうまくいくわけではないでしょうけど、やってみることが楽しくもあり、実感もありだといいと思います。土地が欲しい。2021/10/05

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