出版社内容情報
2019年の台風15号と19号による被害で、千葉県の広範囲で電気や水道などのライフラインが長期間途絶し、行政の支援も滞りました。本書では、その極限体験のなかで実際に役に立った技術とツールの実践的な活用方法をわかりやすく解説していきます。
2020年初頭からの新型コロナウィルスの流行、災害の大規模化によるライフライン途絶の長期化の恐れ、避難所の幼児やペット、高齢者の受け入れ態勢の不備といったことから、従来のように「避難所に避難する」ことだけが正しい選択肢ではなくなってきています。そのなかで見えてきたのは、自宅の安全度を高めて、自宅に避難するという新しい非難の形です。
それを可能にするのが、本書で紹介する、DIYでの自宅の安全性の強化と応急修理、長期間のライフラインが途絶したなかでの自宅避難を可能にする発電や水や湯を確保する方法、本当に役立つ備蓄品、そして被災時の食のノウハウです。
自身と家族を守るために、本書をぜひご活用ください。
目次
第1章 DIYで災害に強い家にする(災害時でも「逃げなくていい家」の6つの条件とは?;ハザードマップで、自宅の「危険度」をチェックする ほか)
第2章 災害で役立つライフラインの自給自足(防災用に絶対に備えたい「非常用電源」とは?;「モバイルバッテリー」は大容量タイプがお勧め ほか)
第3章 体験してわかった「備蓄」のノウハウ(体験したからわかる「食料の備蓄」の本音とは?;「生活用品」の備蓄は、使い慣れたものでOK ほか)
第4章 災害後の2週間を生き延びる技術(災害発生!まずは生き延びることを最優先に;初期行動で頼りになる被災時の「情報収集」 ほか)
著者等紹介
西野弘章[ニシノヒロアキ]
1963年、千葉県生まれ。エディター兼ライター。新聞社、出版社などに勤務したのち、フリー編集者として独立し、「自給自足生活」を目指して千葉県・房総半島へ家族とともに移住。耐震&耐風仕様の自宅を含めて、これまでに大小10棟の建物をセルフビルドしてきた。宅地建物取引士、第二種電気工事士、DIYアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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