内容説明
心のあり方、家事のこと、おしゃれのこと、人間関係のこと、作品との向き合い方…軽やかに心地よい毎日をおくる暮らしのヒント133。
目次
第1章 心のあり方
第2章 体との付き合い方
第3章 私らしい暮らし方
第4章 ドイツに魅せられて
第5章 育て続けるわが家の味
第6章 自分式の着こなし
第7章 人とのつながり
著者等紹介
小川糸[オガワイト]
1973年生まれ。2008年に出版した『食堂かたつむり』が映画化され、ベストセラーになる。同書は、イタリアのバンカレッラ賞、フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁かな❁
160
小川糸さんの色んな作品から素敵な暮らしぶりが伺えますが本当に素敵✧時間に追われることなく物を大切にしながら丁寧な暮らしのヒントがいっぱい詰まったエッセイ。暮らしに対する考え方やドイツでの暮らし、愛用品など語られていて良かった♪写真も多くどれもセンスが良くて素敵!鳥さんモチーフの物がお好きで集められているのも可愛い♡「仕事も家事も人間関係も"両手で持てる分"だけ。自分の許容範囲を超える量は抱えこまない、と決めてます。そのために意識しているのが心にも時間にも余白を残す、ということ」ほぐしタイムっていいなぁ♡2019/11/11
ゆのん
106
【NetGalley】ドイツと日本を拠点としている小川糸さん。時間をかけ、丁寧に、好きな物に囲まれて生活しているのがとても伝わる1冊。10年先、20年先に自分と自分の生活がどうあって欲しいか一度立ち止まってじっくり考えたくなる。そうは言っても常に時間に追われて忙し過ぎる生活。そんな生活は心身共に疲れてきている。時間も心もゆとりが欲しいとここ数年切実に思う。タイムリーな1作品となった。2542019/08/26
ゆきち
99
小川糸さんってすごく素敵な女性です。私の生き方、考え方、好みとは全く異なっている暮らし方で、真似をしたいとは思えないというか、私には出来ない暮らし方だなと思うのだけど、とてもとても惹かれる暮らし方、そして、生き方だと思いました。一日の過ごし方、一週間の過ごし方、一年の過ごし方…そして、一生の生き方を大切に考えて、自分らしく生きていることが伝わってきました。それは、とても無理がなく滑らかで自然。私は白黒をどうしても作ってしまう性格。でも、糸さんはグレーを大切にしている。私も糸さんみたいな生活をしてみたいな。2020/01/15
machi☺︎︎゛
95
暮らしにおいての写真多めのエッセイ。このエッセイを読んだら小川糸さんの素敵な小説にも納得。あれだけの感動系や癒しの話が書けるのは土台となる私生活が充実しているからなのだろう。仕事とプライベートをきちんと分け、それぞれにこだわりがある。毎日時間に追われている私には今はとてもじゃないけど出来ないけど、いろいろと真似したい事もあり、これからの一つの目標となった。2024/01/22
あっか
95
作家・小川糸さんのライフスタイルブック。自然で力が入っていなくて、思わず溜め息が出るほど素敵でした♡何が素敵って、1つ1つの暮らし道具をどこで購入した物、と説明することができるそれ自体に憧れます。さり気なく写っているティーコゼが可愛すぎる…10年も着れる服もあるなんて凄いなあ!一対一だった夫婦関係が、ワンコのゆりねちゃんが仲間入りすることで群れになれたというエピソードも好きです。こんな暮らしの中からツバキ文具店などのような素敵な物語が生まれたのだなあと、じんわりしました。わたしもこんな40代になりたい!2020/01/15