出版社内容情報
訪日外国人の数は急増し、多くの日本人が外国人に接するようになった今日、おのずと彼らから「日本人とはどういう民族か」を問われる。本書では、日本の歴史を踏まえ、日本人はどのようなバックボーンを持ち、その特質は何なのか? ということを説く。
内容説明
すでに3000万人以上の外国人が来日し、2020年の東京オリンピックには4000万人に達するといわれています。また2019年4月から外国人労働者の受け入れ拡大が始まります。日本に滞在する外国人の数は今後も増え続けるでしょう。彼ら外国人と触れ合ったとき、私たちが問われるのは「日本人である」とはどういうことかということです。その答えを知るには、日本人というものが、どういう歴史を辿って形成されてきたかを学ぶ以外にありません。本書に、その答えが書かれています。
目次
序章 日本人が決して失ってはいけないもの
第1章 日本人がもつ「不変」の力
第2章 対立ではなく融合していく日本人の宗教観
第3章 日本人のDNAに潜む「もののふ」の力
第4章 信長・秀吉・家康が、現代に残した教訓
第5章 一国で一つの文明をもつ国・日本
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年10月15日、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。1976年第24回エッセイストクラブ賞受賞。1985年第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかにも著書がある。2017年4月17日逝去。享年86(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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