扶桑社新書
朝鮮属国史―中国が支配した2000年

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594080808
  • NDC分類 221
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【本書の内容】
韓国・北朝鮮というのは、一体どのような歴史を歩んできたのか。それをつぶさに見ていくと、中国からの重圧を受け続けてきたことがわかる。朝鮮半島の地政学的な宿命から、中国に従属してきた朝鮮民族の2000年を通史で概観する。


【目次】
第1章 中国人に生み育てられた朝鮮
-----古代中国、古朝鮮?高句麗・三韓時代    
第2章 「高句麗論争」、朝鮮半島は誰のものか?
-----唐?宋、高句麗?高麗
第3章 なぜ、朝鮮は中国従属への道を歩んだのか?
-----隋?唐、三国時代?新羅
第4章 中国への自虐的卑屈はどのように形成されたのか?
-----宋?元、高麗
第5章 中国が遠隔操作する「第2中国人」とは何か?
-----元末期?明、高麗末期?李氏朝鮮 
第6章 中国への反逆とされたハングル制定
-----明、李氏朝鮮
第7章 秀吉出兵、名ばかりの中国援軍
-----明、李氏朝鮮
第8章 野蛮人にひれ伏す朝鮮王
-----明?清、李氏朝鮮
第9章 中国と癒着していた王妃?
-----清、李氏朝鮮
第10章 中国と癒着していた王妃?
-----清、李氏朝鮮
第11章 中国はなぜ、半島の分断を歓迎するのか?
 -----朝鮮戦争とその後 
第12章 隷属者には、隷属者の論理がある
 -----中国、北朝鮮・韓国の現在 


【著者】
宇山卓栄(うやま たくえい)
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、 雑誌など各メディア

で、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説。おもな著書に、『世界一おもしろい世界史の授業』(KADOKAWA)、『経済を読み解くための宗

教史』(KADOKAWA)、『世界史は99%、経済でつくられる』(育鵬社)、『「民族」で読み解く世界史』(日本実業出版社)などがある。


宇山 卓栄[ウヤマタクエイ]
著・文・その他

内容説明

なぜ、朝鮮は中国従属の道を歩んだのか?朝鮮半島の地政学的な宿命と事大主義。韓国人も知らない民族の歴史がここにある!

目次

中国人に生み育てられた朝鮮―古代中国、古朝鮮~高句麗・三韓時代
「高句麗論争」、朝鮮半島は誰のものか?―唐~宋、高句麗~高麗
なぜ、朝鮮は中国従属の道を歩んだのか?―隋~唐、三国時代~新羅
中国への自虐的卑屈はどのように形成されたのか?―宋~元、高麗
中国が遠隔操作する「第2中国人」とは何か?―元末期~明、高麗末期~李氏朝鮮
中国への反逆とされたハングル制定―明、李氏朝鮮
秀吉出兵、名ばかりの中国援軍―明、李氏朝鮮
野蛮人にひれ伏す朝鮮王―明~清、李氏朝鮮
中国と癒着していた王妃1―清、李氏朝鮮
中国と癒着していた王妃2―清、李氏朝鮮〔ほか〕

著者等紹介

宇山卓栄[ウヤマタクエイ]
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、雑誌など各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

120
朝鮮から視る日本史、中国史のような構成にもなっており、歴史への関心が薄い私でも、とても面白く読んだ。事大主義の歴史と儒教思想とコウモリ外交が絡み合い1本の綱となり今の韓国にも引き継がれている。韓国はどの面からみても知れば知るほど興味深いし、オマケの知識も増える。位置的にもそういう土地柄にあるから。2019/12/26

紅井流星

16
朝鮮半島の通史であるが2000年間シナの属国史とのことです。古代朝鮮である箕子(きし)朝鮮からムン・ジェイン大統領まで網羅されています。箕子朝鮮の次が衛氏(えいし)朝鮮だそうですがどちらも半島ではなく大陸の人々が作った国で、その後の高句麗も満洲人が作った国のため、朝鮮人(韓人)の国は百済・新羅・伽耶の3国とのことです。その後李氏が統一しますが、李氏も大陸系とのことなので、属国というようシナそのものなのでしょう。統一せず属国にしているのは、価値がないとのことのようです。百済・新羅・伽耶の末裔が可愛そうです。2019/08/09

1192kotaroS

14
中国による朝鮮の「歴史的隷属」に主眼を置き、その歴史を通史的に綴った一冊。朝鮮半島の地政学的な重要性や事大主義の概念などを再確認しつつ、今まで理解しきれていなかった歴史の裏側などを知ることができ、実りのある一冊であったように思う。特に序盤に出てきた、満州人と韓人による朝鮮半島内の「血の分断」は興味深かった。ただ、全体を通して著者のやや辛口な表現が気になった。あくまでも客観的資料に基づいた上での主観的な表現ではあると思うが、それをもとに他国(やその歴史)を下に見るような姿勢は好ましくない。 2020/11/06

はる坊

13
①朝鮮の知られざる歴史②小中華思想、中国との関係、事大主義③朝鮮の行動が理解出来ない人向け④何故韓国は日本に対してああいう行動を取るのか。それは一言で言うと「嫉妬」ではないかと思う。 日本も朝鮮も同じ中華圏内の国である。 ただ中国と陸続きの朝鮮と、海を隔てた向こう側の日本とは地理的状況が大きく違う。 そのため日本は中華思想に染まらず、比較的中国の干渉を排除出来たが、朝鮮はその場所ゆえに中国の一部として取り込まれていた。 何度も独立のチャンスはあった。 ただその際も国内で中国寄りの権力者の意見を排除出来ず、2020/04/10

TheWho

13
昨今レーダー照射問題や慰安婦合意破棄、そして日韓基本条約を違反した所謂徴用工(募集工)問題等、史上最悪な日韓関係の真相を元世界史講師で、時事問題を歴史の視点でわかりやすい解説で定評がある著者が、朝鮮人らが浸隠す闇の歴史から解き明かす一冊。既に様々な朝鮮関連本で明らかにされている朝鮮建国から支那・満州の関与、その後の属国化、近代での日露清への迷走、そして現状の日米中関係を朝鮮半島の歴史の潮流として捉える視点で一貫している。既に満腹状態の朝鮮関係本だが、無韓心、無交韓流でいたいものです。2019/06/23

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