出版社内容情報
はるか縄文の昔から
日本に一貫するもの、
それは「円の思想」だった!
? 自然を大切にする
? 人間を大切にする
? 明るい気持ちをもって人生を楽しむ
神さま、神道、仏教、しきたり、天皇、武士……。
「円の思想」を中心テーマとして、
歴史を縦軸に、文化を横軸に、
歴史学のプロ中のプロが、
さまざまな角度から、
日本とは何かに迫る!
神道と仏教、公と私、女系と男系、血と智、漢文と仮名文、農耕民と海洋民、
朝廷と幕府、国と藩、自己と他者、同調と傑出、排他と寛容、自然と人工……。
2本柱が螺旋(らせん)のようにからみ合う、「日本」の遺伝子―――
両面価値的均衡を保ちながらも、常に新しいモノを取り込み、貪欲に呑み込み、
すべてを「日本」に変えていく!
武光 誠[タケミツマコト]
著・文・その他
内容説明
縄文の昔から「日本」に一貫するもの、それは「円の思想」だった!(1)自然を大切にする、(2)人間を大切にする、(3)明るい気持ちをもって人生を楽しむ。神さま、神道、仏教、しきたり、天皇、武士…。「円の思想」を中心テーマとして、歴史を縦軸に、文化を横軸に、さまざまな角度から、日本とは何かに迫る!
目次
第1章 縄文が育んだ「円の思想」―日本はどこから始まったのか?日本人とは何だったのか?
第2章 航海民の時代―日本は海洋国家 古代の日本と他国の境界は海ではなかった
第3章 渡来人と日本―渡来人と外国人は同じではない
第4章 「日本化」のダイナミズム―ツールと情報が同じでも同じ文化の国にならない日本
第5章 「複眼的」日本人―二面性をもつダブルスタンダードの国だが裏表ではなかった
第6章 日本人の生き方―個性がない個人がないと言われるが 融合していく日本人
終章 日本の心―「円の思想」を変質させてしまうもの
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
明治学院大学教授。1950年山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。歴史哲学、比較文化的視野を用いた幅広い観点から、日本の思想・文化・歴史の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範囲な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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tamami
Chicken Book