出版社内容情報
元財務官僚にして、わが国で最も信頼できる
エコノミストによる、日本・大復活のシナリオ!
バブル崩壊後、日銀の無意味な金融引き締めにより20年以上のデフレ不況が蔓延した。
著者が提言した金融緩和政策によって、雇用と景気は劇的に回復。
間違いだらけの経済論を論破し、日本のさらなる成長戦略を明かす。
経済成長に懐疑的な新聞や、財務省のいいなりの全国紙を読んでいては、
日本経済の真実は分からない!
消費増税は不要、人口減少を恐れるな、中国は「中進国の壁」に突き当たる……など、
目からウロコの視点が満載!
主な内容
第一章 日本の成功した経済政策、失敗した経済政策
恐慌から日本を救った高橋是清の金融緩和政策/戦後、日本経済はどう成長してきたか
第二章 検証・バブル失政
バブル経済は悪かったのか/成長を止めた「バブル退治」/日銀はなぜ間違えたのか
第三章 経済主義と財政主義の戦い
バブル崩壊後の日本経済/財政主義者の増税論の間違い/財政再建のポイント
第四章 金融政策でデフレ脱却と雇用確保
インフレの社会的コストとは/労働力人口と就業者数
第五章 日本の未来図を描くために
安倍政権を客観的に評価してみれば/教育国債のすすめ/五輪の金メダルもノーベル
賞も経済力で決まる/中国経済は「中進国の壁」に突き当たる/人口減少を恐れるな
第六章 戦争を防止するための経済学と地政学
失業率と戦争の経済学/集団的自衛権は戦争のリスクを減らす
内容説明
間違いだらけの経済論を論破する!1980年代後半のバブル経済は、税制の抜け穴によって起こった。それを日銀は、金融緩和によって起こったと勘違いし、まったく無意味な金融引き締めを続け、デフレ不況は20年を超えた。バブル崩壊後に本来行うべき金融政策は、金融緩和であったにもかかわらずだ。著者の提言に基づいた金融緩和政策により、景気と雇用は劇的に回復した。日本のさらなる成長戦略を明かし、希望の未来図を描いた渾身の一冊!
目次
第1章 日本の成功した経済政策、失敗した経済政策
第2章 検証・バブル失政
第3章 経済主義と財政主義の戦い
第4章 金融政策でデフレ脱却と雇用確保
第5章 日本の未来図を描くために
第6章 戦争を防止するための経済学と地政学
著者等紹介
〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
嘉悦大学教授。1955(昭和30)年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980(昭和55)年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣参事官等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案・実現。主な著書に『さらば財務省!』(講談社、第17回山本七平賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チョビ
Рома
復活!! あくびちゃん!
るむなん
Shinsuke Mutsukura