出版社内容情報
史上最弱の暗殺者……。しかし、その能力は無敵。
FODオリジナルアニメ『オシリスの天秤』の脚本家が新たに書き下ろし、コミック化。
役者魂が擽られる会話劇。
マンガ版オシリスも、いつか絶対に演じたい。
アニメ版主人公声優・梶 裕貴
彼はある事情から体の左側の臓器がほとんどない。
そのため体が弱く、体術はもちろん銃も扱えず、
およそ暗殺者としての資質からほど遠い。
しかし特殊能力が彼を特別な暗殺者たらしめている。
それは、コップの中の水に少し波紋を起せる程度の微細なサイコキネシス。
この能力により、ターゲットの脳を破壊し相手を脳死に至らしめるのだった……。
これは彼の孤独な戦いの物語。
笠井 健夫[カサイタケオ]
山本 晃司[ヤマモトコウジ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
18
○ 主人公の青年は微弱な念動力を持つ殺し屋。コップの水に波紋を起こす程度の力だが、脳を攻撃して脳死にする事ができる。彼はターゲットに対峙し、殺すか止めるかを決める。彼の天秤はどちらに傾くのか。超能力による殺人は証拠が無く、主人公が裁かれることはない。また、病死にしか見えないので、ターゲットが恨まれて殺された事に遺族も気付かない。ターゲットの臓器は裏ルートで売られ、他の誰かを救う。出来るだけ周囲の人を傷付けずに人を殺す。考えさせられるテーマです。絵にクセがあるが先が気になる。アニメ版は良作でした。2016/07/11
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
6
この厚みなら成る程、安いかも。読みにくいが…コミック化も待ってた! アニメと印象が違い、少し社交的な主人公。各キャラの人となりも、より深く描かれてる。個人的にはワンシチュエーションの舞台のような会話劇と、緊迫感のあるアニメ版の方が素晴らしいけど、漫画で補完されてる所も多々あり次巻も楽しみ☆2016/07/03
DADAち。
3
なんだか面白そうだと思って衝動買い。帯に書いてあった主人公の体の左側の臓器がほとんどないって描写でてきた?内容はおもしろかった。下巻でいろいろ謎がわかるかんじかな。2016/07/03
青
2
確かに「主人公の体の左側の臓器がほとんどない」ということに本編では触れていないので、もはや帯に書く必要があったのかという。上下巻に分けるからっていう仕組みづくりかもしれないけど、他の方法で下巻を読んでもらえるような仕掛けをしたらいいのに。私は断念します。2016/07/16
北白川にゃんこ
2
新作なのに懐かしみを感じる。昔のレディース漫画っぽい。2016/07/09