内容説明
うまく生きるより、よく生きよ!胃がん手術二千症例余。日本外科学会名誉会長を務める95歳の医師が、生物学と脳科学の視点から、日本人の伝統的な生き方に光を当てたユニークな人間論。
目次
第1部 正しい脳の育て方・鍛え方(正しい子育ての基盤;なぜヒトには教育や道徳が必要なのか;ヒトの大脳の構造と機能;子育て方法論の検証;年齢に応じた正しい脳の育て方・鍛え方;科学的にすぐれていた日本の道徳教育;心で生きる人間の大脳の使い方)
第2部 九五歳の医学者が明かす生き方の極意(私の履歴書;「自意識」と稽古で到達する「無の境地」;「稽古三昧」のすすめ)
著者等紹介
井口潔[イノクチキヨシ]
大正10(1921)年福岡県久留米市生まれ。旧制福岡高校から九州帝国大学医学部に進学。在学中に明治神宮国体(現在の国体)射撃競技で2年連続優勝。昭和20(1945)年9月同大学卒業。大学院特別研究生、お茶の水女子大学理学部化学科講師等を経て九州大学第2外科教授(現在は名誉教授)。日本外科学会名誉会長、日本癌治療学会名誉会長、フランス・アカデミー会員、日本学術振興会井口記念人間科学振興基金運営委員(1986‐2006)等を務める。医学博士・理学博士。勲二等瑞宝章綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あまね
13
白駒 妃登美さんのオススメということで読んでみましたが、難しかったですね。生物学、脳科学の視点から子育てと生き方を指南されてらっしゃいます。子育てには順番があって、順番を入れ替えるのはいけないというのはそうだなと思いました。2018/07/16
ダンゴ☆ルッチ
2
ひとつひとつ良い習慣を身につけていこうと思います。2018/08/07
ダンゴ☆ルッチ
1
「稽古」の意味、初めて知りました。稽古三昧によって、まずは自分自身の人間力を高めたいと思います。2017/09/05
ご〜ちゃん
1
「稽古三昧になると自分と向き合って自省の時間を持つことができる」ということ。没入することにより、そのときだけ無意識になるということ。それが、大脳を全体として調和して機能させるコツだと考えることは興味深い。2016/07/05
やまふみ
1
いかんせん内容がよくわからなかった。2016/04/11