出版社内容情報
簡潔でわかりやすい、うつ病治療決定版。
うつ病治療は性格を変えるものではない。気分や感情を本来の状態に戻すものである。難しすぎず、簡潔でわかりやすいうつ病治療決定版。
うつ病の治療には2つの矛盾するキーワードがあります。1つは「治療をけっしてあきらめない」こと、2つ目は「治療に完璧を求めてはいけない」ことです。うつ病の治療には時間がかかり、人によっては数年を費やすこともあります。しかし、うつは必ずよくなる時期が訪れますから、今は苦しくても途中で治療を断念しないでください。
▼一方、時間がかかる原因の1つとして、患者さんが「完全に治さなければ」と、パーフェクトを求めすぎることがあげられます。うつ病の治療は、性格や人格を変えるものではありません。患者さんの気分や感情を、その人本来の状態に戻すことにあるのです。
▼この本では、そうしたうつ病の基礎的な知識だけでなく、家族や周囲の人たちに知ってほしいことなども、どの本よりも簡潔でわかりやすくアドバイスしています。
●第1章 現代人に増えている「うつ病」は、こんな病気
●第2章 最近よくみられるうつ病のケースとその原因
●第3章 こんな行動や気分はうつ病が疑われる
●第4章 うつ病から抜け出すための10のヒント
●第5章 精神科と上手につき合うために知っておきたいこと
●第6章 家族のサポートのしかた――9つのポイント
内容説明
本書では、うつ病の基礎的な知識だけでなく、家族や周囲の人たちに知っておいてほしいことなどもきめ細かくアドバイスしている。
目次
第1章 現代人に増えている「うつ病」は、こんな病気
第2章 最近よくみられるうつ病のケースとその原因
第3章 こんな行動や気分はうつ病が疑われる
第4章 うつ病から抜け出すための10のヒント
第5章 精神科と上手につき合うために知っておきたいこと
第6章 家族のサポートのしかた―9つのポイント
著者等紹介
平安良雄[ヒラヤスヨシオ]
1961年沖縄県生まれ。岡山大学医学部卒業、同大医学部大学院修了。琉球大学医学部精神神経科講師、ハーバード大学医学部精神科客員助教授などを経て、2000年より杏林大学医学部精神神経科助教授となる。同大医学部付属看護専門学校助教授、同大医学部精神神経科医局長を兼任。精神保健指定医。専門領域は神経画像学、臨床精神神経薬理学、精神生理学
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