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内容説明
4兆円産業勃興前夜のニッポン―異界「カジノ」に蠢く魑魅魍魎の正体とは!?カジノ語りぶっちぎりの第一人者が、有名紙誌に発表した単行本未収録作品を網羅。ファン垂涎のギャンブル叢書第1弾。
目次
第1部 カジノはなぜ日本で非合法だったのか?(ジゴクラクを生き残る;すべての人間は敗者である;存在し得ない普遍法則を求める人たち ほか)
第2部 まっさらな快楽(ギャンブル依存症あるいは強迫的賭博(Pathological Gambling)
社長賞倍増プラン
マーティンゲール法 ほか)
第3部 勝てば極楽、負ければ地獄(牌九賭人;怨念の衝突;出撃前の訪問者 ほか)
第4部 走れジャンケット
著者等紹介
森巣博[モリスヒロシ]
1948年、日本生まれ。雑誌編集者・記者を経て、’75年ロンドンよりカジノ賭博の「常打ち」賭人を目指す。現在は、オーストラリアを拠点とする国際的な博奕打ち。兼業作家として、ジャンルを超えた多くの著書を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きっちゅ
2
相変わらずの森巣節で、スラスラと気持ち良く読めました。40年も勝負をしていて凄いなと。私はマカオのは行ったことはあるのですが、文中のジャンケットには会ったことは無いです。。。そこまでお金を賭けられたらいいのですが、先立つものがなくて。2015/02/08
pyongkichi1212
1
これまで草稿された作品のまとめ本。言い回しなどは何度も読み古されたものばかりだが、久々の森巣作品でカジノに対する心構えが出来た気がする。2015/07/19
ふーいえ
1
こういう世界で生きている人の言葉なのでとても重い。副編の人の続編見たいな。2018/05/31
kilroy
1
⭐⭐⭐3つ!立川談志は「落語は人間の業だ」といったが、森巣を読むと「博打は人間そのものだ」と思えてくる。「勝てば幸運、負ければ実力」「転がるのはよい。立ち上がらないのがいけない」と含蓄ある言葉がのっけから炸裂。極めつけは「愚者は他人の成功から学ぼうとし、賢者は自分の失敗から学ぶ」ビンゴ。2015/02/26
よっしー
1
★★★☆カジノが日本にできたら、自分がどうなるか怖い。今みたいに年1回くらい海外でやるのがちょうどいいんだろうな。2015/02/13