内容説明
訴訟で一度も負けたことのない敏腕弁護士・古美門研介と、融通のきかない堅物新米弁護士・黛真知子。水と油のふたりがタッグを組んで、殺人、著作権侵害、ストーカー、日照権、収賄罪、離婚、親権問題…さまざまな裁判に挑む!その一方、古美門の宿敵、大手弁護士事務所の三木長一郎との闘いもクライマックスへと…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちこ
27
お話自体は面白いけどドラマの内容をただなぞるだけの文章が、読み易いけど物足りなかったかな…もっとドラマを観ている時みたいに笑ってしまうような言い回しが欲しかった(台詞はそのままだからそれ以外の部分でね)でもドラマの内容を思い出すにはいいかも。2015/01/09
sora
25
テレビドラマにつられて、購入。ほぼ、衝動買いです。お堅いはずの弁護士や検事の攻防がすごくおもしろかったです。史上最低の性格根性悪?!で最高の敏腕弁護士?!!の古美門研介の言動に引き寄せられてあっという間に読めました。2013/10/18
りりす
19
拝金主義の悪徳弁護士・古美門と、朝ドラ新人弁護士・黛の、法廷高揚劇。やっと手に取って読めました。原作ドラマの勢いと演出を文字で表現するのは不可能だろうと不安でしたが、あえてアクの強いドラマ版を無視して、ストーリーを忠実に追い、無個性な文で書かれているので、破綻してません。無理に再現しようとしてコケるよりずっと良いですが、どうしても淡々としてるので、小説の面白さはあまりないです。2015/02/25
とも
16
負け知らずだが性悪な弁護士・古美門研介と熱血新米弁護士・黛真知子がさまざまな裁判に挑むお話です。ドラマ視聴済み。 とにかくハイテンションでやりたい放題で痛快でした。結構なボリュームなのにどんどん読み進めちゃいます。 勝つためには何でもやる古美門の言葉は時に本質をつきふんわりしたまま流したいことも見せつける。頭では理解していても最後まで人の良心を信じ全うであろうとする黛は正反対ながらいいコンビでした。 シーズン2はドラマ見てないので楽しみです。2019/06/20
十六夜(いざよい)
16
良くも悪くもドラマ通り。内容が再確認出来たのと、活字にする事でそれぞれの気持ちの変化が読み取れたのが良かった。でも矢張り古美門のあのセリフ回しが物語を一段と面白くしているので、ドラマの方が好きかなぁ。堺雅人さんの演技は素晴らしい。2013/12/05