内容説明
アメリカ発のイデオロギーに毒された日本の歪んだ法令システムを国民の手に取り戻そう。TPP絶対阻止と「談合」の合法的復活へ。
目次
第1章 重大な局地戦―タクシー社会を押し潰した「コンプライアンス」(「コンプライアンス」でタクシー社会は大混乱;タクシー市場は、ラーメン市場とぜんぜん違う ほか)
第2章 巨大産業の崩壊―建設産業を潰す「コンプライアンス」(建設の関連産業に関わる人は、日本の全雇用の3分の1から半分近く;「コンプライアンス」のために、崩壊しつつある建設産業 ほか)
第3章 コンプライアンス・デフレ―コンプライアンスが日本経済を潰す(公正取引委員会は、新自由主義が日本に埋め込んだ「経済警察・司法組織」;「新自由主義」という猟犬を日本に差し向けたアメリカ ほか)
第4章 最後の攻防、TPP―日本を潰す最強のコンプライアンス装置(TPPにおけるコンプライアンスの図式:日本のアメリカに対する服従;TPPにおけるアメリカの意図/新自由主義とTPP ほか)
第5章 私たちに法令をコンプライアンスさせるべし(コンプライアンスは日本の免疫不全である;日本の国家的免疫不全についての病歴 ほか)
著者等紹介
藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学土木工学科卒業。同大学大学院土木工学専攻修了。東京工業大学教授を経て、京都大学教授ならびに同大学レジリエンス研究ユニット長。専門は公共政策論、国土計画論であり、プラグマティズムに基づく実践的社会科学を展開。03年に土木学会論文賞、05年に日本行動計量学会林知己夫賞、07年に文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年に日本社会心理学会奨励論文賞および日本学術振興会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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