内容説明
どんなうそもすぐわかる、うそみーるめがね。きみも、かけてみる?「14ひき」シリーズ、「かんがえるカエルくん」シリーズなどでもおなじみ、いわむらかずおの初期傑作絵本があらたな装いで復刊!
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
1939年東京都生まれ。東京芸術大学工芸科卒。1998年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・子どもをテーマに活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
61
「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」も不思議な世界だったが、こちらも同様。ゴーグルという名前の不思議な猫と素敵な眼鏡を作ったさとちゃんのお話。14匹シリーズとは全く違う世界ですが、好きです😊2025/08/10
あたびー
26
かっこいい水色メガネを作ったさとちゃんは、不思議な猫ごーぐるに誘われて土管の中へ。そこには動物たちの街が。ごーぐるのコレクションを試させてもらいっているうちに、さとちゃんは偶然嘘とホントがわかる眼鏡を発見してしまいます。墨を基調に淡い色をかけた画面の表現が幻想的で、ラスト近くの真っ黒い画面がすごく怖く感じます。2021/11/15
ヒラP@ehon.gohon
17
自分でもセロファンでメガネを作ったことがあるので、色のついた世界の不思議さは懐かしい思い出です。 青い世界、黄色い世界、赤い世界…、と色を掛け合わせた世界。 そんな世界をベースにしたファンタジーですが、嘘を見抜くメガネの完成にはビックリ。 色の不思議さとお話のドキドキ感が楽しめました。 2017/10/13
Cinejazz
15
地下の商店街で眼鏡屋さんをしている<猫のゴ-グル>と出会った<さとちゃん>の冒険を描いた復刻版絵本。・・・ さとちゃんの手作り眼鏡と猫のゴーグルのお店の眼鏡を一度にかけてみると、どんな嘘もすぐに見破れる不思議な力をもつ「嘘みーる眼鏡」に!地下街に登場するのは、🐇🐶🐭🐿🐻 ・・・そして嘘つき🦊の怒り声 「小僧、よくも俺の商売を邪魔したな」 さとちゃんは、怖くなって逃げだしました。暗闇の先からお父さんが「暗くなる前に帰ってこなくちゃだめじゃないか。さあ、早く帰ってご飯にしよう」・・・👓2023/06/27
どあら
15
図書館で借りて読了。うそを見破った後がちょっとあっけなかったかな…2018/02/25