扶桑社ロマンス
麗しき密告者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 409p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594065805
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ロンドンの社交界で名高い“高貴な野蛮人たち”の中でも、もっとも野性的で危険な魅力を放つエヴァロッド子爵。彼には十五歳のとき継母の罠にかかって父の怒りを買い、家から追い出された過去があった。家族がロンドンに来ることを知ったエヴァロッドは、憎むべき継母の姪マウラに復讐の矛先を向ける決意を固める。かつて自分を裏切った少女を誘惑し、もてあそび、破滅させてやる。しかし美しく成長したマウラに接するうち彼の心は千々に乱れ…激しくも美しい官能に満ちた情熱のロマンス。

著者等紹介

ピアス,バーバラ[ピアス,バーバラ][Pierce,Barbara]
2000年のデビュー後、現在までに9冊のヒストリカルを執筆。『汚された令嬢』でロマンティック・タイムズ誌の選ぶ2006年度のベスト官能ヒストリカル部門にノミネート。翌年、続編『汚れなき悪女』(いずれも扶桑社ロマンス)で同賞を見事受賞。官能的かつドラマティックな作風で本国では高い人気を得ている。現在夫と三人の子供とともにアトランタ近郊に在住

文月郁[フミズキイク]
日本女子大学家政学部児童学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

22
このシリーズ好きだったけど、これは残念。展開が遅すぎ(>.<) kissにたどり着くまで、何十ページ費やすの!! 復讐も終盤? 最後は何だか中途半端に終わってしまった(@_@) 一応はハッピーエンドだったけど(^o^;)2017/07/26

romance_holic

3
このシリーズはどの作品でもモラルがやや逸脱し過ぎではと感じていますが、今回もヒーローが14歳のときに義理の母親に誘惑されてしまったり、事の露見&ヒーローの露悪化に一役買ってしまったヒロインに復讐のため誘惑を仕掛け、最後には嫉妬に駆られてやらかしてしまった出来事といったら、もう絶句。あまりにも簡単に許してしまったヒロイン、心が広すぎ。もっとお仕置きが必要!!! 高貴な野蛮人との異名もとる怖いもの知らずなヒーローのやんちゃすぎるというかなんでもありな展開で、ページから目が離せません。思わず一気読みでした。 2012/06/14

まめもち

3
カーライル家シリーズ④。もう高貴な野蛮人シリーズでいいと思う。15歳で継母に誘惑された現場を父にみつかり首をザックリやられた過去を持つエヴァロッド。前作まではいい加減な女たらしのイメージしかなかったがなかなかヘビーな過去があったのね。で、お相手のヒロインは継母の姪で現場を見つけた張本人。継母に言いくるめられて嘘の証言した為に復讐のターゲットにされる。ヒーローがネチネチイジメすぎ。しかも公衆の面前で密会の秘密ばらすとか最低すぎる。ヒロイン振っていいんだよと言ってあげたい。諸悪の根源の継母にもっと厳罰をー!2017/10/06

ちゃろ

2
⭐⭐⭐カーライル家シリーズ4作目。これまでも度々ヒーローの友人として登場したエヴァロット子爵がヒーロー。過去の作品の中で子爵の振る舞いは放蕩者そのものであまり良い印象は持ってなかった。だけど15才で父親や継母に家を追い出された辛い過去があると少し同情。それまでのH/Hが登場して大活躍なんだけど登場人物が多すぎで誰と誰がカップルだったっけ?ってわかんなくなっちゃう(笑)。最後の終わり方が今ひとつかな。それでも、面白かった。2015/01/07

kyara

1
なんだかなぁ・・・父は息子より若い後妻を信じ選ぶものだろうか?ココの一族、父・長男ヒーロー・次男と全部が毒婦の後妻に一度は腑抜けにされてる。問題ありの家系では??と思ってしまうわ。最後が尻切れトンボなのは、次作への布石かいな。2012/06/07

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