９割の人が株で勝てない本当の理由―なぜ個人投資家は「買い」から入るのか？

河合 達憲【著】

扶桑社（2012/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 211p／高さ 19cm
• 商品コード 9784594065621
• NDC分類 338.155
• Cコード C0033

内容説明

なんと９割もの個人投資家が株で勝っていないことが判明！２０年以上、証券会社の調査畑一筋を歩んできたトップストラテジストの河合達憲氏が「なぜ個人投資家は株で勝てないのか？」を徹底的に分析。そして、「これからの時代、“たった２つのこと”を実践してください」と話す。今まで誰も言えなかった、まったく新しい株の本で投資家だけでなくビジネスパーソン必読の書。

目次

１　なぜ個人投資家は「買い」から入るのか？
２　なぜ個人投資家は「カラ売り」ができないのか？
３　株をするなら、「カラ売り」してください
４　個別株に落とし込む「テクノファンダ分析」
５　「ロング・ショート戦略」によるスイング投資
６　短期の「アルゴリズム取引」的アプローチ
７　長期の１０倍狙い「成長株投資」

著者等紹介

河合達憲［カワイタツノリ］
カブドットコム証券投資情報室チーフストラテジスト。近畿大学大学院博士前期課程修了。証券専攻「修士号」取得。日本で数少ない証券専攻修士号を持つ。中堅証券会社調査部にて調査情報畑一筋に２０年、投資戦略や投資手法のストラテジー構築に従事。ファンダメンタルズとテクニカルを融合した投資分析を実践しており、宝島誌が集計する全マネー誌対象の推奨銘柄パフォーマンス年間ランキングにおいて、２００６年度第１位・２００７年度と２００９年度第２位と、常に上位ポジションをキープ。推奨した銘柄は抜群の的中率・パフォーマンスを誇る。マクロ分析から個別銘柄までトップダウンアプローチでの分析力にも定評（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[月と星]

★★★「ショート（カラ売り）」と「ロスカット（損切り）」を勧めている。後半はスイング投資，アルゴリズム取引と難易度高め。

2019/06/26

[Kじゅう]

読むと「空売り」やってみたくなるけど、信用取引はやはり怖いな。。

2018/02/09

[vladimir-kyoto]

逆張りはやめとけなのにストキャスティクスやエンベロープを使う辺りはまだ混乱中だ。

2013/09/22

[ｒｅａｄｉｎｇ]

題名と内容が直結していない感じはするが、参考になるところは参考にしたい。

2013/08/05

[jitchan]

本書の主張は①空売りを恐れずやれ、②ロスカットを徹底せよの2つに尽きる。①については個人投資家の心理的抵抗感が強いので、それを取り除くのに前半分を費やし、残りを②とそれ以外の技術について解説している。空売りをやってみようかという気にはなったので、（私に関しては）前半部分は成功している。また「長期投資より短期投資の方が危険というのはウソ」という著者の主張には大いにうなずける。ただ、後半部分はに目新しさはなく、相変わらず（うさんくさい）テクニカル指標を云々しているのは首肯できない。【★★★】

2013/02/06