内容説明
国防総省が推進する安全保障情報提供プログラム(IFS)の開発を手がける大手ソフトウエア企業の女性経営者、マデリン・チャプマンが自宅で何者かに射殺された。ほどなく逮捕された容疑者は、マデリンの身辺警護を担当していた元陸軍軍曹のエミリアーノ・ルイス。見つかった凶器がルイスの所持していた拳銃だったのだ。そして二人には肉体関係もあった。しかしルイスは犯行を否定。ルイスは、弁護を担当することになったポール・マドリアニに、事件の背後で合衆国政府が糸を引いている可能性を示唆する―。
著者等紹介
マルティニ,スティーヴ[マルティニ,スティーヴ][Martini,Steve]
1946年カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。カリフォルニア大学卒業。新聞記者として働いた後、パシフィック大学で法律の学位を取得。カリフォルニア州司法省などに勤務した後、92年に“ポール・マドリアニ”シリーズの第一作『情況証拠』を発表。以降、コンスタントに作品を発表している
白石朗[シライシロウ]
1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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