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三島由紀夫の来た夏

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594063061
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

自決前、伊豆・下田で見せていたお茶目で家族思いの素顔。未公開写真も収録。三島由紀夫が訪ねた場所の地図付き。

目次

第1章 三島由紀夫に出会った日(キュッとしまったお尻に…;三島さんのアッカンベー ほか)
第2章 三島さんが巻き起こした風(赤のふんどしで…;下田東急ホテル ほか)
第3章 下田、伊豆。小説の舞台を訪ねて(『月澹荘綺譚』の舞台のうごめく波;登場人物のモデルとなった老人 ほか)
第4章 「あの夏」の後(約束の行方;美しく残酷な秋の日 ほか)

著者等紹介

横山郁代[ヨコヤマイクヨ]
昭和26年(1951)、静岡県下田市生まれ。実家は大正11年(1922)創業の日新堂菓子店。15歳の頃、下田に来ていた三島由紀夫に出会う。アメリカに語学留学をし、帰国後、東京で会社勤めをしながらジャズ修業に励む。昭和54年に結婚、帰郷し、夫とともに家業の菓子店とレストラン「ポルトカーロ」を引き継ぐ。ジャズボーカリストとして県内を中心に数々のライブを行う傍ら、エッセイストとしても活躍している。二男の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろち

2
三島由紀夫に関する本は久しぶりに読んだけど、氏の普段の顔を知れたし楽しく読めた。社交辞令でなく「いらっしゃい」と言う気さくさや礼儀正しさも一貫している。著者の方や下田の人々も魅力的でいつか訪れたい場所になった。2012/07/04

ちょーのすけ

2
下田という街が好きで、日新堂のマドレーヌも好きで、三島由紀夫に特別な関心はない、そんな私の感想は、また下田に行きたいなと思ったということ。三島由紀夫が街を歩いた時代の下田だったらもっといいのだけど、タイムスリップできるわけでもないしな。2010/12/09

みゃんこ

1
三島由紀夫は、なんか苦手で読まずに来てしまったけれど、調べていたら、故郷の伊豆下田と深い関わりがあり、著者も良く知る店の人だということがわかり、興味がわき読んでみた。 昭和39年から7年間の夏を下田で過ごしていたらしい。残念なことに、当時の私はまだ小学生で三島由紀夫のことを知る由もなく。 三島由紀夫は、下田に来ると、日新堂のマドレーヌが大好きで寄っていたらしく、著者はその店の娘。 三島由紀夫が滞在した東急ホテルや鍋田浜など、実家からも近く、私には馴染みがありすぎて・・読んでいて不思議な気分だった。 2025/07/11

masi

1
下田の日新堂菓子店に三島由紀夫が愛したマドレーヌを買いに行ったんだけど、積んであったこの本も一緒に買ってみました。壮絶な死を遂げた三島由紀夫が自決前に下田で見せていた素顔が書かれていて、著者の三島由紀夫愛が伝わってくる本でした。 著者が日新堂の娘さんだというのも読んでから気がついた。積むよねそりゃ。ここのマドレーヌは最高でした。2018/07/30

てるちょこ

1
三島先生は対談本とかエッセイ になるとおちゃめだよなぁ。 『三熊野詣』いい加減買わんとなぁ… 読んでた時はYoutubeで聴いた先生の 肉声が頭にダブってた。2018/04/15

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