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扶桑社新書
「親日」台湾の幻想―現地で見聞きした真の日本観

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594062606
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0295

内容説明

台湾在住10年の著者が描く、台湾・アジア・ヨーロッパ、日本シンパの実像。

目次

はじめに
第1章 日本と台湾の歴史的絆
第2章 反日教育・愛日世代・哈日族
第3章 豊かな日本に「萌える」台湾人
第4章 アジアと世界に広がる「萌日」
第5章 「萌日」と今後の対外戦略

著者等紹介

酒井亨[サカイトオル]
昭和41(1966)年、石川県生まれ、早稲田大学政治学科卒、台湾大学法学大学院修士課程修了。共同通信社記者を経て平成12(2000)年より台湾在住フリージャーナリスト。台湾を中心にアジアの政治・経済・文化事情を追っている。平成22年度後期神戸大学大学院国際協力研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

11
台湾が日本に優しいからと、それをついつい拡大解釈しがちな「親日」というラベルについて、台湾にとって日本の好きなところと、別に好きでもないところをしっかり区別して解説した本でした。その通りだと共感しきりでした。政治的イデオロギー部分について、利用されがちな嘘を正しているのが素晴らしい。それでいて、今、日本のカルチャーに親しみを感じているという現在形で、過去なんかうっちゃった感じからの肯定はステキで、そうあってほしいと願うばかりであります。ややサブカル寄りでもありました。2016/06/07

なんべん

2
台湾に10年住んでいるから、ということを論拠にしていることが多い。ただ、10年でそれだけ?というような浅さを感じる。もちろん、分かり易さも必要だが、論理的にどうか。共感できる所もあったので、まあ読んで良かった。2014/07/15

gagayuta1990

2
台湾に10年滞在しているからこそ、知ることが出来た台湾人。北京語、日本語、台湾語、英語を堪能に使いこなした植民地後、3代目の総統李登輝のような言葉によって人格を使い分ける姿勢は植民地経験のない日本人には難しいかもしれないが、情勢が不安定な台湾においては生きる意義となる。非常にびっくりする内容が書かれていた。2013/02/19

タイクーン

2
日本のマジョリティの有権者のリテラシーは著者の言うほど高くないという観点から、日本がどうとかアジアがどうとか言う前にまず判断する為の情報を与えて欲しいと私は思う。その上で立場を決めるべきだ。勿論、自らが勉強をして思考の枠組みを持つことができれば幸いだが、日本の教育では不可能。マスなメディアは絶望の深淵。その状態で自主的に知識を得る人間がどれほどいるだろうか。言ってみれば参入の障壁が高すぎる=グレーゾーンが広すぎるのだ。まっ、その辺も問題だなぁと。閑話休題。なかなかに面白い本だよ。そういう視点もあるのかと。2011/01/12

hikarunoir

1
「中共(香港以外)」より「中出」。この単語浸透の滋味と共に基本、中国共産党はアジアにおいて無視してていいと再認識。2013/03/24

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