内容説明
伯爵家の娘エミリーは、迷いこんだ貧民街で運命の人ピーターと出逢う。恋を育みながら成長した2人だったが、立場の違いからピーターはみずから姿を消した。そして…伯爵家近隣を脅かす謎の怪盗逮捕のため、犯罪捜査官となったピーターが帰ってきた。そこに待っていたのは、美しく成長したエミリーだった。激しい恋心を燃やしながら、悩み、惑う2人。しかもエミリーは、けっして明かせない秘密を胸に抱いていた―期待の新鋭が、ミステリーとサスペンスにのせて描きあげる、歴史ロマンス。
著者等紹介
ローガン,キンバリー[ローガン,キンバリー][Logan,Kimberly]
インディアナ州の小さな町に生まれる。2004年アメリカロマンス作家協会ゴールデンハート賞を受賞して作家デビュー
颯田あきら[サッタアキラ]
英米文学翻訳家。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nayui
0
★★★☆☆2010/01/18
MOMO
0
考えなしに無謀な行動をとっていたお馬鹿な嬢さんは、知恵も思考するということも身につけないまま、意固地で愚かな大人になっておりました・・・はぁ・・・ほんと、8年たっても相変わらずのエイミーちゃんときたら、どうしたらいいのかしら・・・ただ、ピーター君やベンジーくん、マイルズ君にジェンナちゃんたちが結構良いキャラクターなので、まだ読めたけどさぁ・・・ただ、最後の後始末の方法に関し手は、あんまり良い感じじゃぁ無かったわね・・・あれはどうかと思うもの・・・・2010/09/13
こえん
0
兄を傷つけたくない、家族がバラバラになるのは嫌だ…そう思ってヒロインが選んだ選択肢は、逆にそうなる危険を多分にはらむもの。そのリスクとヒロインが抱え込んだ秘密の重さとがあまりにもアンバランスで、説得力に欠ける。あの程度の圧力で、あの選択を登場人物にさせることには無理がありすぎ。後半は楽しかったので、その点が残念。2009/12/11
くろうさぎ
0
「口づけは暗闇の中で」の続編!あの二人がとうとう・・・!愚かな選択をしてしまったヒロイン・・・。中盤まではだらだらとしちゃいました。その後は一気に読めました。ヒロイン兄夫婦は寛大で心地よい人たちね。2009/12/03