出版社内容情報
ノーベル物理学賞の“型破り”教授が、「のりしろ」の多い人生を熱く語る1冊。
内容説明
「ムダ」に効用あり!ノーベル物理学賞の“型破り”教授、熱く語る。
目次
1章 「のりしろ」は、誰もが持っている
2章 「まねる」ことを恐れない
3章 「やらなければ」始まらない
4章 「ゆとり」を物理的に考える
5章 悩んでもしょうがない
6章 「バカ」と「二流」を分けるもの
7章 自分流に生きる
8章 どこに「価値」を見出すか
著者等紹介
益川敏英[マスカワトシヒデ]
1940年愛知県生まれ。京都大学名誉教授、京都産業大学益川塾塾頭・終身教授、名古屋大学特別招聘教授。1962年名古屋大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了、理学博士。名古屋大学理学部助手、京都大学理学部助手、東京大学原子核研究所助教授などを経て、1980年京都大学に転任。基礎物理学研究所教授、理学部教授、大学院理学研究科教授、基礎物理学研究所教授・所長などを歴任。2003年京都大学名誉教授、京都産業大学理学部教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
9
結構マイペースな人だったんね。2023/08/26
オザマチ
8
再読。率直に語りかけるような文体なので、サクサク読めちゃう。2024/03/23
オザマチ
8
再読。一つの事を集中して考える時間は、歳をとってからも必要だと思う。2023/11/11
ポッキー
3
ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英先生の著書。タイトルにある「のりしろ」とは心の自由のことを言っている。能率を求めない。余裕のない生活は送りたくない。好きなことを自由にやりたい。この思考が研究者たる所以だと感じた。私にはこの思考、考えは大いに共感できた。2014/05/30
トド
1
Pg116. 現代は、標準スタイルの生き方から一歩外れると復活しづらい社会になっています。 Pg130. 呪って解決するなら呪ったらいい。呪ったからといって、金持ちの子になれるわけではない。自分に最初に与えられた条件は、自分の力ではどうしようもないものなのです。ならば、その中で自分の努力で変えられることに精一杯取り組むことが大切ではないでしょうか。そこに道が拓ける可能性があるのだと思います。2012/06/16