内容説明
義足の理容師、車椅子のポイントゲッター、12歳のHIV感染、故郷の土を踏む日を夢見て、15人で分けたひとつのハンバーガー―他、国際支援の現場で出会った13の物語。
目次
支援馴れから立ち直ったナデル
女性理学療法ヘルパーが残した足跡
ムヒブジョンのはちみつ
義足の理容師
ウィンさんから学んだ共助の精神
車椅子のポイントゲッター
12歳のHIV感染
野菜作りで手に入れたノート
エイズ教育に力を尽くす若きリーダー
リーダーに必要なもの、私に足りなかったもの
故郷の土を踏む日を夢見て
未来を切り開いたジョゼ
15人で分けたひとつのハンバーガー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
☆×4.0…支援はただ支援一方向ではいけないということ…なぜならば「支援馴れ」という由々しき問題があるから。それと問題の裏側には差別や文化が絡んでいること…なのでなかなか一筋縄ではいかないものですね。でもそのなかでも幸せというものをつかんだ難民もいるのも事実なのです。2010/08/02
s2013253
0
(BBB+)NGO活動で支援で出会った人々の話。厚い本ではなく,読みやすい。貧しい国でもそれぞれ様々な人がいるという,当たり前だけれども日本に住んでいてはピンとこない現状を感じることが出来る。2013/08/10