内容説明
舞台は十三世紀の北東ウェールズ。イングランド王国エドワード王子の直臣であるライオネル・ド・クールはライオンハートの呼び名で王国全土に知られていた。彼はウェールズのクラグドン城を武力制圧し、城内に乗り込んだところで美貌の娘ヴァノーラと出会う。クラグドン領主のひとり娘ヴァノーラは、亡父のあとを継ぎ家臣を率い従服者イングランド軍と抗戦を繰り広げていた。ふたりは敵対しながらも互いに惹かれあってゆくが…。C・メイスンが贈る野性と官能がほとばしる歴史ロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
24
これも良かったわ~(☆∀☆) 1作目、2作目同様、好きな設定(^з^)-☆ 何よりヒーローがイイ男(☆∀☆) 惚れたわ~(≧∇≦)2018/06/19
ちゃろ
4
⭐⭐⭐再読。ヒロインは領主の娘で白騎士に扮して戦場で戦う。ヒーローはライオンハートと呼ばれる敵方の騎士。コニー作品にしては、舞台がグラグドン領内に限定されていて求める壮大さがなかったけど、ヒロインの素直なところやヒーローの武骨で優しいところなどはよかった。盛り上がりのところでライオンハートがライオンハーチになってる誤植があって残念^^;2014/11/07
矢田ふみえ
3
コニー・メイスンだった。愛なのか欲情なのか、大切に想う気持ちを大事にしたいよね。ヒーローは、いい男なんだよね。時代の制約が、あるけどね。2018/08/09
nayui
1
★★★★☆
ネフェルティア
1
望まない結婚をしたり「獅子の花嫁」に話がちょっと被るけど、面白かった。ヴァノーラが立派に城を切り盛りしていて、忠誠を誓う臣下がたくさんいるのに納得したし好感を持った。ただ彼女が結婚後にライオネルへの愛を自覚していても常に「ライオネル」とは呼ばず「ライオンハート」と呼び続けているけど、二人の時はライオネルって呼べばいいのにと思った。でもそう呼ぶと親しみがあるし、ライオネルに彼女の彼への愛を気がつかせない為に、作者が意図的にライオンハートにしたのかな?。翻訳でそうしたのか、原作は違うのか原作読んで確認したい2011/05/14