内容説明
『ドル崩壊!』『本当はヤバイ!韓国経済』の著者、“マクロ経済”診断士が緊急提言。国家のモデルとは、その国の経済がいかに「付加価値」を稼いで成長し、「輸入」(輸出ではない)を可能にするか、ということである。マスメディアはGDPなど単体の経済指標を取り上げて「日本はもうダメだ」と言うが、それはそもそも大きな間違いなのだ。「GDP/GNI」「国際収支」「対外債権・債務」「為替相場の推移」など多面的かつ連結的に分析することで初めて、国家のモデルは見えてくる―。
目次
国家モデル論(「国家のモデル」とは?)
崩壊する世界(アイスランド―ハイ・レバレッジで自壊した「ヘッジ・ファンド国家」;韓国―失敗したモデルを引きずる「自称・貿易国家」;ロシア―原油安で崩壊寸前「オイル至上主義国家」;イギリス―フェイクマネーに溺れた「金融国家」;ドイツ―欧州を代表する「外需依存国家」 ほか)
繁栄する日本(日本―繁栄する「新国家モデル」)
著者等紹介
三橋貴明[ミツハシタカアキ]
94年、東京都立大学経済学部卒業(現:首都大学東京)。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなど計10社に勤務した後、中小企業診断士として独立。08年に三橋貴明診断士事務所を設立。現在は経済評論家、作家としても活動している。デビューのきっかけが論壇誌ではなくインターネット掲示板「2ちゃんねる」での発言という、既存の経済評論家とは一線を画すニュータイプの書き手として注目される。その語り口は主に、企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおさわ
rista99
さきん
renren
62560