扶桑社新書<br> 貧困肥満―下流ほど太る新階級社会

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扶桑社新書
貧困肥満―下流ほど太る新階級社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594058746
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C0295

目次

第1章 問題提起 貧困大国は肥満大国でもある(貧困肥満大国アメリカ;低所得者ほど安くて高カロリーなものを食べる;金持ちはスポーツと健康食でスリムな体型を維持 ほか)
第2章 ルポ こんな暮らしがデブの素(勤務先でのファミレスで1日3食、クルマのない生活は考えられない;独り身&面倒くさがりが肥満の素。何よりもの楽しみはお酒;年収1千万超えも、不規則な生活と面倒くさがりが肥満を助長 ほか)
第3章 座談会 飽食から崩食、そして呆食へ(鈴木雅子;篠崎正彦;三浦展)(今の若者は衣食住の中で食を一番軽視している;人を楽しむ気持ちが食事をよくする;やせ過ぎが多い食事は太り過ぎも多い ほか)

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
1958年新潟県生まれ。消費社会研究家、マーケティングアナリスト。一橋大学社会学部卒業後、(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集長を経て三菱総合研究所入社。99年、消費・都市・文化研究シンクタンク「カルチャースタディーズ研究所」設立。マーケティング調査を行うかたわら、家族、消費、階層、都市問題などを研究。社会学、家族論、青少年論、都市計画論など各方面から注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

30
初読。2014年810冊め。第二章の様々な人の食生活レポートがおもしろかった。下流のチェックリストのひとつに年収が年齢×10以下というのがあるが、これは昨今多いのでは。2014/09/28

ごへいもち

14
読んだのを忘れて再読。がっかり2018/05/19

ヨータン

7
貧困が肥満を生む。妙に納得しました。野菜やフルーツの体に良いものって、高いので、安くて手っ取り早いコンビニ弁当やファーストフード選んでしまう気持ちもわかります。やはり肥満にも貧困にもならないようにするには、食事のみならず、日常生活全般において、自分を律することが大事なのかなと思いました。2013/09/21

バーベナ

4
筆者が下流(収入ではなく意識の問題)と定義した人の、普段の生活レポが載っているのだけれど、彼・彼女たちにはどんなアドバイスも届かない感じが伝わってくる。でも、自分で理解して選択しているのではなく、ただ情報に流されるままに、消費を仕掛けてくる企業の餌食になるなんて面白くないよなぁ。2014/05/29

66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

4
「上級は労働し、下級は消費する」「低所得者ほど安くて高カロリーなものを食べる」「金持ちはスポーツと健康食でスリムな体型を維持」「海草格差~勉強ができない子ほどジャンクフードを食べる」がポイントか。和食をちゃんと食べるのが一番と受け止めました。「ルポ こんな暮らしがデブの元」は圧巻。止める人は周囲にいないのかなあ。最後の「鼎談」は井戸端会議みたいで今ひとつでした。母親としては、ちゃんとしたものを食べさせる。自分でちゃんとした食べ物を選べる子に育てる。これにつきるのかな。図書館本。2012/07/07

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