80点コロッケ―涙があふれて心が温かくなる話

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594058104
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

100点満点じゃなくて80点とればいい。感動実話20話を収録。

目次

郵便屋さんの勇気(2007年12月10日(月)放送)
足踏みミシンの修理屋さん(2007年10月10日(水)放送)
80点コロッケ(2008年5月13日(火)放送)
本当の笑顔(2008年8月25日(月)放送)
無休営業5000日の大衆食堂(2008年5月12日(月)放送)
焼鳥ひと筋60年(2007年10月26日(金)放送)
海上の救急車(2008年5月19日(月)放送)
星河屋物語(2008年3月12日(水)放送)
高崎山に春が来た(2008年3月24日(月)放送)
花作りの教室(2008年6月2日(月)放送)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

milk tea

31
一方通行ではない心が温まる実話集です。特別編の「日本とトルコの架け橋」は、1890年エルトゥールル号の海難事故で日本人が69名のかすかに意識ある船員のトルコ人を助けた。1985年のイラン・イラク戦争では、海難事故から95年の月日を経てるにもかかわらず、今度は自分たちが日本人を救う番だとテヘラン在留邦人を国外に脱出させてくれたオザル大統領。この2つの出来事は日本ではあまり知られていないが、本来あるべき姿。私たち日本人もトルコの人たちへの感謝を決して忘れてはならないと思いました。2018/08/14

よこしま

21
感動する現実にあったお話し20編です。◆表題作は、精肉店の店主さんが近くにある高校の生徒に、テストで80点以上取ればコロッケ2つあげるというサービス。その店主さん、暑くても割烹着の下はワイシャツとネクタイを着用。強く怒れなくなった学校に替わって、身だしなみなどに注意していたとか。生徒が店に寄るのはコロッケを貰うためでなく、店主さんの笑顔に触れたいためだったと。◆高齢者の方には郵便物がなくても毎日声をかける配達員さん◆瀬戸内海の小島で農家を営みながら本土と架け橋をする救急船の舵を取る人など心温まる人たち。2014/09/11

さいたまのたぬき

17
自分の母校の子にしっかりしてもらうため自分もきちんと身なりをし、 勉強してもらうためにテストで80点取ったら コロッケをあげるよとお店に張り出す老主人。 この本ではそんな心の通い合う温かいお話を20遍 いまではなかなかお目にかかれないかもしれませんが 今もある本当のお話。 つい気がつくとウルっとしている自分に気がつきます。 人との関係に疲れているあなたに まだまだ日本もすてたもんじゃないと思わせてくれる1冊。 おすすめですよ。2014/10/03

ふみえ

6
道徳の教科書を思い出した。どれも良い話だが、心が荒んでいるときに読んだら、ひがみっぽい私はいじける。心穏やかな時で良かった。2015/06/09

なかちゅう

3
コロッケの本を探していて見つけました。ラジオで放送された話20話をまとめた本。表題の80点のコロッケは岐阜の御嵩町の話で、つい先日行ってきたばかりの場所だったので、先に読んでいればなぁとちょっと残念。少し前の話のようですが、まだお店はあるんでしょうか? 普通の人が普通の生活のなかで、その人ができることを頑張っている話。自分は何ができるんだろうとわが身を振り返りました。2015/01/05

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